2026. 08. 12 (水)

上場廃止基準強化により苦境に立たされる証券会社のIB

写真=チャットGPT
[写真=チャットGPT]

金融当局が不良企業の排除を目的に上場廃止の要件を大幅に強化したことで、企業公開(IPO)を担当する証券会社の計算が複雑化している。現在、保有する投資持分の損失リスクが高まっている上、今後の主要な上場主幹事トラックが塞がる可能性があるとの懸念が投資銀行(IB)業界で広がっている。

11日、金融投資業界によると、IB業界が最も懸念している点は、投資資金の回収不能と営業力の低下である。

証券会社はIPOを主幹事する際、規定に従って一定割合の株式を義務的に引き受けるか、上場前に発行会社に直接持分投資(PI)を行う必要がある。しかし、上場廃止基準が引き上げられ、対象企業が増加すると、ロックアップ(売却制限)期間にかかっているか、処分できなかった保有持分がそのまま上場廃止となり、巨額の評価損につながる可能性がある。

さらに大きな問題は、今後の新規案件の受託制約である。現行制度では、証券会社が最近3年以内に上場させた銘柄が2年以内に上場廃止となった場合、一定期間、ビジネスモデルトラックを通じた上場主幹事資格が制限される。

ビジネスモデルトラック上場は、当面赤字であっても技術力と成長性が認められた企業を証券会社の推薦で上場させる主要なルートである。主幹銘柄の上場廃止事例が増加すれば、証券会社は重要な収入源の一つを失うことになる。

実際、上場廃止リスクに入った企業の数も急増している。

この日、企業分析研究所リーダーズインデックスによると、先月1日、上場維持時価総額基準(コスピ300億ウォン・コスダック200億ウォン)が引き上げられてから1か月で、国内上場企業の7.4%(192社)が基準を下回ったと集計された。

特に基準がさらに強化(コスピ500億ウォン・コスダック300億ウォン)される来年には、全上場企業の18.6%(479社)が上場維持基準を満たさないと分析されている。証券会社が抱える不良リスク企業の規模が増加することになる。

IB業界関係者は「上場廃止要件の強化は証券会社IBにとって敏感な問題である」とし、「保有持分の損失も問題だが、今後の上場推薦トラックまで塞がるリスクが高まるため、証券会社の案件選別と引き受け審査が過度に萎縮せざるを得ない」と嘆いた。



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