2026. 08. 07 (金)

中央選挙管理委員会、9カ所追加捜索…江南・瑞草でも『投票率虚偽入力』の疑い

  • 金浦・議王・鎮川に続き拡大…中央選管関係者も追加逮捕

  • 誤入力後の報告時に数値を加減…中央選管の指針経緯を追跡

中央選挙管理委員会の投票統計操作事件を捜査する検察と警察の合同捜査本部が、統計操作が疑われるソウル・京畿地域に対する追加押収捜索を行った。7日、押収捜索が進行中のソウル市選管の写真。
中央選挙管理委員会の投票統計操作事件を捜査する検察と警察の合同捜査本部が、統計操作が疑われるソウル・京畿地域に対する追加押収捜索を行った。7日、押収捜索が進行中のソウル市選管の写真。[写真=聯合ニュース]

6・3地方選挙当時、投票者数を虚偽に入力した疑惑を捜査する検察と警察の合同捜査本部が、中央選挙管理委員会及びソウル・京畿・忠北地域の選管に対する追加強制捜査に乗り出した。京畿の金浦・議王及び忠北の鎮川に続き、ソウルの江南・瑞草でも投票者数を恣意的に調整した疑いが浮上し、捜査が全国に拡大する可能性が高まっている。

国民の参政権侵害の真相究明を目的とする検察と警察の合同捜査本部(本部長:金泰勲・ソウル中央地検3次長)は、7日、中央選管及びソウル市・京畿道・忠清北道の選管、金浦市・議王市・鎮川郡、瑞草区・江南区の選管など9カ所を押収捜索した。

押収捜索令状には、公電子記録偽造及び公務執行妨害の疑いが記載されているとされる。合同捜査本部は、地方選挙当日、投票管理に関する指針を市・道の選管に送った中央選管の関係者1名も同様の疑いで追加逮捕したと伝えられている。

合同捜査本部は、選管の実務者が投票者数を誤って入力した事実を上層部に正式に報告せず、選挙管理システム上の数値を恣意的に調整したと見ている。現在までに具体的な虚偽入力の疑いが確認されたのは、京畿の金浦・議王、忠北の鎮川、ソウルの江南・瑞草など5カ所である。

捜査は、京畿地域で発生した投票者数の誤入力の疑いを確認する過程で本格化した。ある投票所の投票者数が数百人で入力されるべきところ、数千人と誤って記載され、超過した人数を他の投票所の数値に分配して反映させる方式で、コンピュータ上の数字を調整した疑いが浮上している。

通常、投票者数や投票率を誤って入力した場合、中央選管に報告した後、承認を経て数値を修正する必要がある。しかし、一部の実務者はこの手続きを踏まず、後の時間帯に投票者数を増減させて最終数値を調整したと合同捜査本部は判断している。

合同捜査本部は、この過程に中央選管の指針が影響を与えたかどうかも調査している。

中央選管の選挙管理課は、選挙当日の午前8時30分頃、各市・道の選管の実務者に「この時刻以降は修正しないことを原則とする」という趣旨のメールを送信したとされる。既存の投票者数報告資料に大きな誤りがない場合、次の時間帯の投票者数を報告する際に、既存の誤差を加減して反映できるという内容も含まれていた。

午後2時30分頃には、以前の時間帯の投票者数を修正するのが難しく、誤入力を遅れて発見した場合、差が大きくなり修正すらできないという趣旨の案内が再度伝達されたとされる。

合同捜査本部は、該当指針が地方選挙に先立って策定された『第9回全国同時地方選挙総合管理指針』と一致しないと見て、作成・伝達経緯や実際の適用過程を確認している。

中央選管が単に誤り処理の原則を案内するレベルを超えて、具体的な数値調整にも関与したかどうかも捜査対象である。合同捜査本部は、金浦などで投票者数の誤入力に関する問い合わせが入ると、中央選管側が具体的な数値調整方法が記載されたエクセルファイルを作成して伝達した記録も押収したとされる。

これまで合同捜査本部は、投票用紙不足の事態を捜査する過程で、選管の職員が投票者数の誤入力を上層部に報告せず、恣意的に調整して数字を合わせる方法を議論したメッセンジャーの会話などを押収した。これを基に、先月23日に中央選管などを初めて押収捜索し、投票統計虚偽入力の疑惑に対する捜査に集中した。

その後、押収物の分析と関係者の調査を経て、ソウルの江南・瑞草などでも類似の状況が追加で確認されたと伝えられている。合同捜査本部は、先月30日から31日及び今月5日にも事件関係者を参考人として呼び調査した。

捜査範囲はさらに広がる可能性がある。『第9回地方選挙時間帯別投票者数』の資料によると、全国1万4288カ所の投票所のうち、3時間以上累積投票者数に変動がなかった場所は51カ所と集計されている。京畿10カ所と全南8カ所を含む全国各地で類似の現象が確認されている。

合同捜査本部は、追加押収捜索で確保した資料を分析し、中央選管の指針がどのように作成されたか、各市・道及び区・市・郡の選管で実際にどのように投票者数を処理したかを確認する方針である。虚偽入力が個別の職員の恣意的行為なのか、中央選管の指針に基づいて広範に行われたのかを明らかにするために捜査力を集中させる見込みである。



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