2026. 08. 04 (火)

消費者物価が3ヶ月ぶりに2%台に回復、石油類・サービスの上昇続く

  • 休暇シーズンの旅行費・畜産物価格上昇により物価負担が継続

2026年7月消費者物価動向
2026年7月消費者物価動向。 [写真=国家データ庁]
国際的な原油価格の安定により、消費者物価の上昇率は3ヶ月ぶりに再び2%台に戻ったが、体感物価の負担は依然として軽減されていない。石油類の価格は依然として二桁の上昇率を維持しており、半導体価格の上昇の影響で電子機器の価格も大幅に上昇した。

4日、国家データ庁が発表した2026年7月の消費者物価動向によると、先月の消費者物価指数は119.77(2020年=100)で、前年同月比2.8%上昇した。物価上昇率が2%台に戻ったのは3ヶ月ぶりである。今年の消費者物価は1月から4月まで2%台の上昇率を維持したが、5月と6月は2ヶ月連続で3%台に上昇していた。

品目別に見ると、商品は1年前より3.0%上昇し、サービスは2.6%上昇した。政府は石油類の価格が安定化したと分析しているが、依然として二桁の上昇幅を示している。軽油は21.5%、ガソリンは12.6%、灯油は20.5%上昇した。

電子機器の上昇も顕著である。コンピュータは25.1%、携帯用マルチメディア機器は22.5%上昇し、消費者物価を刺激した。また、電気自動車の価格は1年前より6.2%上昇した。

イ・ドゥウォンデータ庁経済動向統計審議官は「半導体価格の上昇などにより、携帯用マルチメディア機器の価格が上昇した」と述べ、「電気自動車は新製品の発売や既存製品のリニューアルによる出荷価格の上昇、個別消費税の還元影響などで前年同月比6.2%上昇した」と説明した。

サービス物価は2.6%上昇した。公共サービスは1.4%上昇し、家賃は1.1%、個人サービスは3.5%上昇した。7月の休暇シーズンに入ったことで、海外団体旅行費(20.0%)などが上昇した影響と考えられる。

電気・ガス・水道は前年同月比0.4%上昇したが、これは夏季の段階的料金適用などにより上昇幅が大きくないことが調査で示された。

食品も全体の物価上昇に影響を与えた。消費者が主に購入する国産牛肉は5.7%、輸入牛肉は8.7%、豚肉は1.8%、サバは7.0%それぞれ上昇した。その他にも、米は7.9%、卵は7.5%、ネギは18.3%の上昇が見られた。

生鮮食品指数は前年同月比2.5%上昇した。生鮮魚介類は4.4%上昇したが、生鮮野菜は4.3%、生鮮果実は4.7%下落した。生活物価指数は昨年7月より2.5%上昇し、食品は1.6%、食品以外は3.2%、月極賃貸を含む生活物価指数は2.3%上昇した。

基礎物価を示す農産物及び石油類除外指数は1年前より2.5%上昇し、経済協力開発機構(OECD)基準の食料品及びエネルギー除外指数は2.6%上昇した。

消費者物価が2%台に回復したが、8月には再び上昇幅が大きくなる可能性があるとの予測も出ている。中東の戦争による国際情勢の不確実性や、昨年のSKテレコムの個人情報漏洩による通信費の引き下げの基準効果などが物価を押し上げる可能性があるとの分析である。

イ審議官は「中東の戦争が完全に解決されていない上、最近の国際原油価格も変動している。下半期には石油類価格の上昇による加工食品の値上げの可能性も考慮すべきである」と述べ、「為替レートや国際原材料価格に伴う不確実性は依然として残っており、8月の物価には一時的な上昇要因がある」と説明した。



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