2026. 08. 03 (月)

クアルコムとTSMCが半導体価格を引き上げ予告、サムスンのプレミアム・自社チップ戦略が試練に

  • AP・ファウンドリー原価の同時上昇…ギャラクシーの収益性圧迫が増大

  • エクシノス最上位モデル搭載と製品価格決定力が鍵

クアルコムの写真
[写真=クアルコム]

クアルコムとTSMCが相次いで半導体価格の引き上げを予告したことで、アップルと激しい競争を繰り広げるサムスン電子のモバイル事業の原価負担が増大する見込みである。サムスン電子は、ギャラクシーのプレミアム製品の平均販売価格を引き上げつつ、自社アプリケーションプロセッサー(AP)であるエクシノスの適用範囲を拡大する必要があるとの分析が出ている。

3日、業界によると、クアルコムは9月1日出荷分からモバイルチップの価格を二桁の割合で引き上げる予定である。クアルコムは顧客に送った書簡の中で、供給業者のコスト上昇分を自社で吸収できる限界に達したと説明している。

また、TSMCも2027年から7ナノ以下の先端プロセスを含む半導体の委託生産価格を5〜10%引き上げるとされている。AIデータセンターへの投資が拡大する中で、先端プロセスとメモリ生産能力がサーバー用半導体に優先的に配分される影響と考えられている。

サムスン電子にとっては、ギャラクシーのフラッグシップモデルに搭載されるスナップドラゴンの購入価格と自社APの生産コストが共に上昇する状況である。クアルコムへの依存度を下げても、TSMCとサムスンファウンドリーの先端プロセスコストの上昇を避けることは難しいとの見方が出ている。

アップルも先端半導体の生産能力不足を供給網の負担として指摘している。しかし、2026会計年度第3四半期の売上高は16%増加し、売上総利益率も50.1%を記録しており、原価上昇の影響を比較的安定して吸収している。サムスン電子よりも状況は良好であると言える。

サムスン電子はギャラクシーS26シリーズから価格引き上げに踏み切った。2023年から3年連続で凍結していたギャラクシーSシリーズの出荷価格を調整し、部品費の上昇分を販売価格に一部反映させた。

今後も価格引き上げ圧力は続く可能性が高い。ただし、原価が上昇するたびに出荷価格を上げる方法だけでは、消費者の抵抗を避けることは難しいとの指摘がある。

カメラやオンデバイスAI、バッテリー性能、折りたたみ機能など、消費者が実感できる改善が伴わなければ、価格引き上げがプレミアム戦略として受け入れられることは難しいとの分析がある。サムスン電子がウルトラやギャラクシーZ8シリーズなど高価格製品の販売比率を高めようとしているのも同様の文脈で解釈される。

自社APの拡大も今後の収益性を左右する要因として挙げられている。ギャラクシーS26シリーズにはサムスン電子の2ナノプロセスで生産されたエクシノス2600が搭載されているが、最上位モデルであるS26ウルトラには地域に関係なくクアルコムのスナップドラゴンが適用されている。

販売価格と部品単価が最も高いウルトラモデルでクアルコムへの依存が続く中、AP価格交渉にも限界があるとの分析がある。エクシノスが最上位モデルにまで適用される必要があり、クアルコムとの交渉で実質的な代替手段となることが求められている。

ただし、原価削減を優先して自社チップの適用を急ぐ場合、ギャラクシーブランドに逆に負担がかかる可能性があるとの懸念も出ている。性能や熱管理、バッテリー効率でスナップドラゴンと同等のレベルを確保した後に適用範囲を広げるべきとの分析がある。

サムスン電子はAP設計、ファウンドリー生産、スマートフォン製造をすべて保有している。システムLSI事業部が設計し、ファウンドリー事業部が生産したチップをMX事業部がギャラクシーに適用する体制が安定して機能すれば、外部半導体業者の価格政策に対する対応力が高まると考えられる。

中低価格製品では地域や価格帯に応じてクアルコム、エクシノス、メディアテックチップを使い分ける戦略が続く見込みである。フラッグシップでは性能とブランド信頼度を確保し、普及型では原価競争力を高める形で製品ごとのAP戦略を細分化する可能性が高い。

ある半導体業界関係者は「クアルコムの価格引き上げ分は既存在庫が消化されるタイムラグを経てセットメーカーの損益に反映されるだろう」と述べ、「エクシノスがウルトラ級まで適用される必要があり、クアルコムとの単価交渉でも実質的な選択肢が生まれるだろう」と語った。



* この記事はAIによって翻訳されました。
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