2026. 07. 30 (木)

月間利用者2660万人…トス、トラフィック増加も収益化は課題

  • 新事業拡大で利用者接点を拡大

  • コスト増加で営業利益半減…収益化能力が試練

フェイスペイの写真トス
フェイスペイ [写真=トス]
ビバリパブリカ(トス)は、大規模な利用者基盤を背景にプラットフォームの拡張を加速している。しかし、事業拡大の過程でコスト負担が増大し、獲得した利用者トラフィックをどれだけ早く収益に結びつけるかが重要な課題となっている。

29日、フィンテック業界によると、トスの6月末時点での月間アクティブユーザー数(MAU)は2660万人に達した。利用者1人当たりの月平均使用時間も155分で、銀行・バンキングアプリの中で最上位の利用指標を維持している。

トスは、トス銀行やトス証券など主要金融系列のサービスを1つのアプリで提供する『ワンアプリ』戦略を前面に出し、金融サービス間の連携を強化している。

利用者接点を広げるための新規事業も次々と拡大している。顔認識決済サービス『フェイスペイ』の加入者が600万人を超え、トスプレイスを通じてオフライン決済市場にも進出している。

問題は、外形成長に対して収益性が伴っていない点である。トスの今年第1四半期の連結営業利益は371億ウォンで、前年同期(708億ウォン)に比べて半分に減少した。別途基準では621億ウォンの営業損失を計上し、赤字に転落した。

サービスの高度化や事業拡大に伴い、人件費や支払い手数料、情報技術(IT)インフラのコストが増加し、利用者獲得のためのマーケティング支出も拡大した影響である。

キャッシュフローも悪化した。第1四半期の別途基準営業活動キャッシュフローと余剰キャッシュフローはそれぞれ-79億ウォン、-257億ウォンを記録し、赤字に転じた。

収益性の負担は当分の間続く可能性が高い。新規サービスの拡大と利用者獲得のためのコスト投入が続いているためである。トスは昨年、トスプレイスに500億ウォン規模の増資を実施するなど、系列会社支援にもかなりの資金を投入している。

実績の反転には、利用者増加が売上と利益の拡大につながる好循環構造を作る必要があるとの指摘がある。単に利用者を増やすだけでなく、獲得したトラフィックを広告や決済、金融商品仲介などの実際の収益に転換する能力が、今後のトスの成長性を左右するとの分析である。

ユク・ソンフン・ナイス信用評価責任研究員は「トスは利用者獲得のための営業費用先行投入が続く中、短期的に営業赤字と余剰キャッシュフローの不振が続くと予想される」とし、「投入された費用が実際の利用者指標の改善につながり、それを基に収益性が回復するかを継続的に見守る計画である」と述べた。

トス関係者は「サービスの高度化やオフライン決済・フェイスペイなど新規事業とのシナジーを図るための先行投資が進行中であり、大規模な利用者基盤と高いアプリ滞在時間を基に、今後広告・決済・金融仲介など主要収益源の成長構造を強化する」と述べた。



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