また、輸出は急激な上昇を続けている。6月までの累積輸出額は4967億ドルに達し、過去最高を記録した。半導体を中心に、自動車や船舶などの主力品目が好調だからである。
このような流れにより、企業の業績も改善し、法人税収入も過去最高規模を記録する見込みである。数字だけを見ると、韓国経済は復活したように見える。特に輸出の新記録を見ていると、ただの国民である自分の肩も上がるような気がする。
さらに、私の財布の経済成長率も上がったように感じる。しかし、すぐにそれが錯覚であることに気づく。国の財政は改善しているが、私の財布の中身は変わらない。
このような感覚は記者だけではないだろう。韓国銀行の消費動向調査によると、消費者信頼感指数(CCSI)は今年2月に112.1を記録した後、中東戦争の勃発以降、3月には107.0、4月には99.2まで低下した。続いて5月には106.1、先月には106.6まで上昇したが、年初の水準を回復することはできていないようだ。
これに対し、政府は下半期の経済政策の方向性や3・4・5ビジョンなどを通じて景気を刺激するための施策を打ち出した。特に、政府は食料品と生活物価の安定を最優先課題として掲げ、輸入食品に対する割当関税を拡大する方針を示した。また、液化天然ガス(LNG)や液化石油ガス(LPG)に対する関税を引き下げ、地方公共料金を凍結する方針を維持しようとしている。
しかし、なぜ心が落ち着かないのか。依然として解消されない中東情勢の不確実性と半導体中心の「K字型の格差構造」が韓国経済成長の限界を示しているからであろう。
輸出と大企業に依存しているK字型の格差構造は、マクロ指標と体感景気との間のギャップを生む最大の要因である。半導体をはじめとする特定の先端産業は順調に成長し経済成長を牽引しているが、その恩恵が商店街や庶民経済まで広がっていない。巨大な輸出企業が得た成果が、自営業者の売上増加や雇用創出、賃金上昇につながっていないのである。
さらに、家計負債の負担と続く高金利の影響で、庶民の財布は閉ざされている。輸入品の関税を下げ、公的料金を凍結するような一時的な対策だけでは、すぐに物価を抑えることはできる。しかし、すでに高まった物価水準の中で苦しむ家計の実質所得を上げることはできない。
政府が推進する下半期の経済政策が単なる数字上の成果自慢や空虚なスローガンに終わらないためには、成長政策のパラダイムを民生の実感に転換する必要がある。指標上の経済成長率がいくら最上位を達成しても、国民が飲食店でメニューを見たときに漏らすため息や、毎月の借入金利の返済の苦痛を和らげることができなければ、その意味は薄れてしまう。
結局、政府の政策能力は、庶民の生活をどれだけ細やかに見守り、守ることができるかにかかっている。自営業者や小規模事業者の息をつけるためのカスタマイズされた支援策と、大企業の成果が内需市場に流れ込むようにするための構造的な政策設計が急務である。
「歴代級の成長」という華やかな修飾語が数字に留まってはいけない。政府はマクロ指標という幻想から脱却し、国民一人ひとりの財布事情が実際に改善する「手に取れる民生回復」に全ての行政力を集中させるべきである。
* この記事はAIによって翻訳されました。
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