2026. 07. 03 (金)

『マティ・シュプリーム』から『ホープ』、『スパイダーマン』まで…7月の映画界に大作が集結

7月の映画界を彩る大作映画たちのポスター
7月の映画界を彩る大作映画たちのポスター。 [写真=各映画ポスター]
夏の映画界の本格的な競争が7月に始まる。1日に公開された映画『マティ・シュプリーム』を皮切りに、ディズニーの実写映画『モアナ』、ナ・ホンジン監督の新作『ホープ』、マーベルフランチャイズの『スパイダーマン: ブランドニューデイ』まで、期待作が次々と観客と出会う。作品ごとにジャンルや規模、ターゲットとなる観客層が明確であるため、7月の映画界はこれまで以上に激しい興行競争を予告している。

最初に観客を迎える作品は映画『マティ・シュプリーム』である。誰にも尊重されない夢に囚われたマティ・マウザーが最高になるために疾走する過程を描いた作品で、『グッドタイム』や『アンカット・ジェムズ』を監督したジョシュ・サフディの新作である。

卓球を人生逆転の踏み台とした青年の野望を、速い展開と感覚的な編集で描き出した。ティモシー・シャラメがマティ・マウザー役を務め、新たな顔を見せる。グウィネス・パルトロー、オデッサ・アジオン、タイラー・オコマも参加した。第98回アカデミー賞で9部門にノミネートされ、全世界で1億9000万ドル以上の興行収入を記録し、A24の最高興行作に輝いた。

8日にはディズニーの実写映画『モアナ』がバトンを受け取る。海に選ばれた少女モアナが伝説の英雄マウイと共に呪われた島を救うために未知の海へ旅立つオーシャンアドベンチャーである。

サモア血統の新進女優キャサリン・ラガイアが3万2000対1の競争率を突破してモアナ役に抜擢された。アニメーション『モアナ』や『モアナ2』でマウイの声を演じたドウェイン・ジョンソンは、今回は直接マウイを演じる。ミュージカル『ハミルトン』で第70回トニー賞11冠を達成したトーマス・ケイル監督が演出を担当する。広大な海と神秘的な島を背景にした風景、原作の音楽とモアナの成長物語が実写映画でどのように実現されるかが注目される。すでに世界的な知名度を持つIPであるため、家族観客と原作ファンを同時に引き寄せることができるかも注目される。

15日にはナ・ホンジン監督の新作『ホープ』が公開される。第79回カンヌ国際映画祭競争部門に招待された『ホープ』は、非武装地帯に位置するホポ港の出張所長バムソクが、地元の青年たちから虎が出現したという知らせを受け取るところから始まる物語である。村全体に非常事態が発生する中、登場人物たちは信じがたい現実に直面することになる。

ファン・ジョンミン、チョ・インソン、チョン・ホヨンをはじめ、マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、テイラー・ラッセル、キャメロン・ブリットンなど国内外の俳優が多数参加した。SF的な想像力とアクション、スリラーの緊張感、予期しないユーモアを融合させた作品で、ナ・ホンジン監督の独特なジャンル感覚が再び試される。

7月の映画界の最後の作品は『スパイダーマン: ブランドニューデイ』である。29日に公開されるこの作品は、『スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム』の事件以降、誰にも忘れられたピーター・パーカーが、自身の正体を記憶する謎の敵と対峙する物語を描いている。DNA変異により制御できない力を得たピーター・パーカーが、大切な人々を守るために新たな脅威に立ち向かう。

前作『スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム』は、パンデミックの最中でも世界で約19億ドルの興行収入を上げ、国内では755万人の観客を集めた。公開されたメイン予告編も1時間で再生回数100万回を超え、高い関心を証明した。前作以降新たに始まるピーター・パーカーの物語が、既存のファンダムはもちろん、夏の映画界の一般観客をも引き寄せることができるかが鍵となる。

強烈なキャラクターと監督の個性を前面に押し出した『マティ・シュプリーム』から、検証済みのIPと家族観客を動員する『モアナ』、カンヌ国際映画祭で話題を呼んだ韓国映画『ホープ』、フランチャイズ映画として確固たるファンダムを持つ『スパイダーマン: ブランドニューデイ』まで。7月の映画界は期待作で豊かになる見込みである。それぞれの強みを生かした7月の新作が映画界に活気をもたらすことができるか注目される。




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