2026. 07. 02 (木)

日本企業の体感景気、8年ぶりの高水準…AI需要が製造業を支える

  • 大企業製造業、5四半期連続改善…非製造業は35年ぶりの高水準

  • 円安・価格転嫁で物価負担続く…日銀の追加利上げ論に力が入る

東京渋谷の街並み
東京渋谷の街並み[写真=ゲッティイメージバンク]


日本の大企業製造業の体感景気が約8年ぶりに最も高い水準に改善した。中東の情勢不安による原油・原材料価格の上昇にもかかわらず、人工知能(AI)や半導体関連の需要が景気を支えている。円の価値は約40年ぶりの最安値に下落し、輸入物価の負担が増大している。企業はコスト上昇分を価格に反映させる動きが広がり、日本銀行の追加利上げ論に力が入る。しかし、政府が金利上昇を抑制しているとの見方もあり、円安はなかなか収束しない。

日本銀行が1日に発表した6月全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業の業況判断指数(DI)は+22で、3月調査より5ポイント上昇した。5四半期連続の改善で、2018年3月以来約8年ぶりの高水準である。民間エコノミストは悪化を予想していたが、実際の結果は市場予想値(+16)を大きく上回った。

大企業非製造業のDIも+37で、3月調査より1ポイント上昇した。1991年8月以来約35年ぶりの高水準である。DIは景気が良いと答えた企業の割合から悪いと答えた企業の割合を引いた数値である。今回の調査は5月28日から6月30日まで実施され、調査対象企業の99%以上が回答した。

製造業の景気を押し上げたのはAIと半導体の需要であった。半導体やデータセンター関連の投資が続き、非鉄金属や生産用機械、業務用機械の業況が改善した。非鉄金属のDIは13ポイント上昇し+36、生産用機械は10ポイント上昇し+36であった。業務用機械も8ポイント上昇し+23を記録した。

日本工作機械工業会によると、5月の工作機械受注額は前年同月比38%増の1770億円(約1兆7000億ウォン)で、11ヶ月連続の増加となった。データセンターや発電設備、半導体製造設備関連の需要が日本の製造業全体に広がっているとの分析もある。三井住友銀行の竹本淳也シニアエコノミストは日経に「AI・半導体関連の需要の恩恵は特定の業種に限らず、幅広い分野で現れている」と述べた。

非製造業では宿泊・飲食サービスと小売業が相対的に強かった。宿泊・飲食サービスのDIは12ポイント上昇し+46、小売は7ポイント上昇し+33であった。5月の訪日客は中国人観光客の減少にもかかわらず、ヨーロッパやアメリカなどの長距離地域を中心に堅調な流れを見せた。人件費や原材料費の上昇分を販売価格に反映させる動きも業況改善に寄与した。

しかし、業種別の温度差は大きかった。原油や原材料価格の上昇の影響を大きく受けるセメント・ガラスなどの窯業・土石製品のDIは14ポイント下落し+11であった。金属製品も5ポイント下落し+11、自動車は1ポイント低下し+12にとどまった。AI需要の恩恵を受ける業種とエネルギー・原材料コストの負担が大きい業種との間の格差が広がった。

円安はもう一つの変数である。今回の調査で企業が2026年度の事業計画の前提とした為替レートは全産業基準で1ドル=152.57円であった。しかし、1日の外国為替市場では円の価値が一時ドルあたり162.77円まで下落し、約40年ぶりの最安値を更新した。企業の予想よりも約10円円の価値が下がったことになる。輸出企業には収益性改善の要因となるが、原油や原材料を輸入に依存する企業にはコスト負担を増加させる要因である。

企業も物価が容易に下がらないと見ている。全企業が予想した1年後の物価上昇率は2.7%で、2023年3月以来最も高い。原価上昇分を製品・サービス価格に反映させようとする動きも強まっている。楽天証券経済研究所の安田信康首席エコノミストは日経に「インフレリスクは高く、今回の調査結果は日本銀行のタカ派的メッセージとして受け取れる」と評価した。

しかし、体感景気の改善が続くかは不透明である。大企業製造業の今後の業況見通しは+17で、今回の調査より5ポイント低下した。非製造業の見通しも+28で9ポイント下落した。中東情勢の不安による調達の遅れを懸念し、需要を前倒しした企業もあり、コスト上昇や消費の鈍化、人手不足が今後の負担として残る。



* この記事はAIによって翻訳されました。

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