2026. 07. 02 (木)

総合特検、金明洙前合参議長を3度目の調査…今週、不拘束起訴の見通し

  • 軍令権不行使・戒厳命令の断片的命令など内乱参加疑惑の補強調査

  • 拘束された合参幹部も起訴の見込み…『1号事件』捜査の完了

金明洙前合参議長が内乱重要任務従事などの容疑で調査を受けるため、先月22日、京畿道果川の総合特検チームに出頭している。写真=聯合ニュース
金明洙前合参議長が内乱重要任務従事などの容疑で調査を受けるため、先月22日、京畿道果川の総合特検に出頭している。 [写真=聯合ニュース]

12・3非常戒厳への参加疑惑を捜査中の二次総合特検チーム(権昌永特検)が金明洙前合参議長を三度目に召喚して調査を行っている。特検は今回の調査を終えた後、今週中に金前議長を不拘束起訴し、拘束された合参幹部も同時に裁判にかける方針を検討している。

特検チームは1日午前9時30分から京畿道果川市の事務所で金前議長を内乱重要任務従事などの容疑に関する被疑者として調査している。金前議長は5月27日に初めて調査を受け、先月22日に二度目の調査を受けた。先月、裁判所が拘束令状を却下した後の二度目の調査でもある。

特検は金前議長を今週中に不拘束起訴する方針を検討している。先月拘束された鄭鎭八前合参副議長、李在植前合参戦備態勢検査室長、金興俊前陸軍本部政策室長も拘束期間満了前に共に起訴される見込みだ。この日の調査は起訴前の容疑を補強するための事実上最後の被疑者調査と見られている。

金前議長は2024年12月3日の非常戒厳時に合参指揮統制室で軍の部隊が国会などに投入される状況を認識しながらも、これを制止せず戒厳司令部の構成に参加するなど内乱に加担した容疑を受けている。特検は特戦司令部と首都防衛司令部に対する軍令権(作戦指揮権)を持つ金前議長が違法な部隊投入を阻止する権限と義務を果たさなかったと見ている。

特検は特に金前議長が特戦司と首都防衛司に『戒厳事務を優先せよ』という趣旨の断片的命令を承認し、下達して戒厳軍の任務遂行を支援したと疑っている。この件に関して、李承午前合参作戦本部長から金前議長が断片的命令の草案を見せ、戒厳事務を優先するよう指示したという趣旨の供述も得ているとされる。

一方、金前議長側は容疑を全面的に否定している。非常戒厳宣言後、当時の金容賢前国防部長官が戒厳軍を直接指揮・統制し、自身は意思決定過程から排除され、実質的な指揮権を行使できない状態だったという立場だ。断片的命令を指示したという疑惑も事実ではないと反論している。

先に、ソウル中央地裁は先月15日、金前議長に対する拘束令状を「主な犯罪容疑に争いの余地があり、防御権保障の必要がある」として却下した。鄭前副議長、李前議長、金前室長に対しては証拠隠滅の恐れがあるとして拘束令状を発布した。

総合特検は合参の戒厳関与疑惑を発足後『1号認知事件』として捜査してきた。金前議長と鄭前副議長、姜東吉前軍事支援本部長、李前本部長、安燦明前作戦本部長、李前副議長などを起訴し、合参指揮部の戒厳参加の有無を集中的に調査してきた。

特検は捜査過程で前・現職の合参関係者から昨年12月4日午前1時3分に国会の戒厳解除要求決議案が通過した後も、戒厳解除国務会議の議決前に合参に追加部隊投入の要請があったという趣旨の供述を得たと伝えられている。尹錫悦前大統領の指示で合参指揮部が『二次戒厳』を試みようとした疑惑も引き続き捜査されている。




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