30日、業界によると、政府はSK、GS、ネイバーと共に第1段階として8.4GW規模のAIデータセンターの構築を進めている。投資規模は約550兆ウォンとされている。企業別では、SKが5GW、GSが2.4GW、ネイバーが1GWを担当する計画である。政府はその後、SKが推進する追加の10GWプロジェクトを含め、合計18.4GW規模のAIデータセンターインフラを構築する方針である。
AIデータセンターへの投資が本格化すれば、ESSの需要も増加する可能性が高い。AIデータセンターはサーバーと冷却設備が24時間稼働する必要があるため、電力供給の安定性が重要である。一般的なデータセンターよりも電力使用量と負荷変動が大きいため、停電対応、ピーク負荷管理、再生可能エネルギーとの連携設備の重要性も増す。ESSは電力需要が集中する時間帯に蓄えた電気を供給し、系統の不安定や停電が発生した際に電力供給を補完する役割を果たすことができる。
データセンターのESSが電気自動車の需要停滞を補完する新たな成長軸として浮上する可能性がある。三星SDI、LGエネルギーソリューション、SKオンなど国内のバッテリー企業は、電気自動車用バッテリーに加え、ESS用バッテリー事業を拡大してきた。AIデータセンターは安定性と長期運用能力が重要であるため、バッテリーセルからバッテリー管理システム(BMS)、熱管理、火災防止、運用ソリューションまでの総合的な競争力が求められる。K-バッテリー企業が電気自動車バッテリー市場で蓄積した技術力をESS市場に拡張する機会が増えている。
気候エネルギー環境部は2030年までに再生可能エネルギー100GWの早期達成を推進しており、再生可能エネルギーの変動性を補完するためにESSなどの柔軟性資源を拡大する方針を示している。太陽光や風力などの再生可能エネルギーは、天候や時間帯によって発電量が変動するため、電力を蓄え、必要な時間帯に供給するESSの役割が重要になっている。
電力網の体制転換もESSの必要性を高める要因とされている。気候エネルギー環境部は、従来の大型発電所中心の一方向電力網を再生可能エネルギー中心の双方向・分散型システムに再編する計画を立てている。電力の生産と消費が地域ごとに分散する構造では、電力需給を調整し、系統の安定性を高める柔軟性資源が重要になる。ESSは再生可能エネルギーの拡大と分散型電力網の構築過程で核心設備として浮上する可能性がある。
ただし、実際の受注に至るまでには時間がかかる見込みである。データセンターごとの電力調達方式やESSの適用規模が具体化する必要があるためである。大規模ESSは火災安全性と長期運用の安定性が重要であり、安全性基準も重要な変数となると考えられている。バッテリー業界はAIデータセンターと再生可能エネルギーの拡大を契機に、ESS市場で国内企業の技術力と供給網の競争力が際立つと見ている。
業界関係者は「バッテリー技術力をはじめ、国内産業への貢献度の面で国内バッテリー企業が持つ強みが浮き彫りになる機会となるだろう」と述べ、「国内供給網を中心に国内産業の活性化にも寄与できると期待される」と語った。
一方、ESS中央契約市場は今後半期に3回目の公募を控えており、制度改善の有無が変数として挙げられている。電力取引所は先月、事業者との懇談会を開き、2回目のESS中央契約市場の推進経過や改善検討事項、事業者の意見などを聴取した。
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