2026. 06. 25 (木)

[成長の梯子、IBK企業銀行] 企業銀行のAIエージェントが1000を突破…融資審査・信用状まで変革

  • AIエージェント1000突破…融資審査・信用状の検討まで

ソウル中区IBKファイナンスビルで開催された『AI Day』イベントで、社員が発表を行っている。写真=企業銀行
ソウル中区IBKファイナンスビルで開催された『AI Day』イベントで、社員が発表を行っている。 [写真=企業銀行]
IBK企業銀行は、融資審査から輸出入信用状、退職年金業務まで人工知能(AI)を適用し、「AIネイティブバンク」への転換を加速している。単なる相談や文書作成補助を超え、実際の銀行業務全般にAIエージェントを投入する方式である。

25日、金融業界によると、企業銀行内部で活用されるAIエージェントの数は1000を超えた。社員が自社生成型AIプラットフォーム「IBK GenAI(ジェニ)」内で業務別エージェントを直接作成し、活用した結果である。

ジェニは、社内規則や業務マニュアルなどの主要業務知識12万件を学習した生成型AIである。単に質問に答える従来のチャットボットとは異なり、目標が与えられると自ら計画を立て、必要なツールを活用して複数段階の業務を処理することが特徴である。輸出入企業の信用状開設過程を支援したり、退職年金の状況に応じた業務処理をリアルタイムで案内する形である。

業務熟練度が低い社員には一種の「AI先輩」としての役割も果たす。新入社員もジェニを通じて12万件に達する社内知識と業務手続きを即座に検索できるため、相談や内部処理の速度を高めることができる。繰り返しの書類確認や業務マニュアル検索にかかる時間を削減し、営業店の生産性向上が期待される。

企業銀行がAIを実務に積極的に導入する背景には、張民永(チャン・ミンヨン)銀行長の「AIネイティブバンク」戦略がある。張民永銀行長は先月12日、就任100日記者懇談会で「超個別化されたAIバンキングを実現し、AI知能型融資審査体系とAIエージェント基盤の業務環境を構築する」と述べた。このため、データ本部傘下のAI&TechセンターにAI専門人材24名も配置した。

核心は融資審査である。企業銀行は全体の貸出の中で中小企業貸出が83%を占めている。最近、中小企業の延滞率が1%台に上昇し、支援対象を選別する審査能力の重要性も増している。企業銀行はAIを活用し、財務実績だけでなく、技術力、雇用、研究開発(R&D)投資などの非財務データも分析し、成長可能性の高い革新技術企業を見極めている。

これは企業銀行が推進する生産的金融戦略とも関連している。担保や過去の実績だけでは評価が難しい技術企業をAI基盤で分析し資金を供給することで、革新企業支援と健全性管理という二つの目標を同時に高めることができるからである。企業銀行はこれを通じて、先端産業と中小・中堅企業に対する金融支援の正確性を高める構想である。

取引中小企業に対してもAI転換を支援している。企業銀行は資金と人材が不足し、自動化投資に乗り出せない中小企業を対象に、2~4週間の人工知能転換(AX)コンサルティングを提供している。銀行内部の業務革新にとどまらず、取引企業の生産性向上まで支援する意図である。

金融業界関係者は「銀行業界の競争が激化する中で、繰り返し業務を減らし、審査精度を高めるAI活用能力が重要になっている」と述べ、「特に企業金融ではAIを活用した審査能力が生産的金融の競争力につながる可能性がある」と語った。




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