2026. 06. 24 (水)

米中主導のAIスーパーコンピュータ競争に韓国企業が参戦

  • 政府のGPU事業の成果…国内企業7社がシステムTOP100入り

  • B200 4000台級クラスターも構築…AIインフラ運用能力を証明

NHNの本社プレイミュージアムの全景
NHNの本社プレイミュージアムの全景 [写真=NHN]

アメリカと中国が主導していたグローバルな人工知能(AI)スーパーコンピュータ競争に、韓国企業も本格的に参入している。政府が確保した先端グラフィック処理装置(GPU)を基に、NHNやサムスン電子、カカオなどが世界最高水準のAIスーパーコンピュータを構築し、韓国もAIインフラ競争に本格的に加わったとの評価がある。

24日、AI業界によると、国際スーパーコンピューティングカンファレンス(ISC)で発表された2023年6月時点のグローバルスーパーコンピュータランキング「トップ500」において、NHNクラウドの「NIPA-CL1」が世界20位を記録した。サムスン電子の「SSC-24」は25位、カカオクラウドの「NIPA」は39位に名を連ねた。

このほかにも、NHNクラウド(40位)、ネイバーの「セジョン」(72位)、カカオクラウド(74位)、サムスン電子の「SSC-21」(84位)などが上位100位に含まれた。国内システムは合計7つがTOP100に入り、韓国のAIインフラ競争力が一段と向上したとの評価がある。

科学技術情報通信部は昨年、「AIコンピューティング資源活用基盤強化事業」を通じて約1兆4600億ウォンを投じ、エヌビディアのB200やH200などの先端GPUを1万3000台以上確保した。

トップ500に名を連ねたNIPA-CL1とNIPA-CL2も、政府の「GPU確保・構築・運用支援事業」を通じて構築されたシステムである。NHNクラウドはB200 GPU4080台を活用してNIPA-CL1を構築し、カカオはB200 GPU2040台を活用してNIPA-CL2を構築した。

業界では、今回の成果は単にGPUを確保した結果ではなく、実際に運用できる技術力を証明した事例と評価されている。AIスーパーコンピュータはGPUの数が増えるほどノード間の通信量が急増し、ボトルネックが発生しやすい。数千台のGPUを接続して安定的に運用する能力自体がAI時代の核心競争力とされている。

NHNクラウドは国家データセンターと公共クラウド事業を行い蓄積した大規模インフラ運用経験を基に、4080台のB200 GPUを接続した超大型クラスターを構築した。業界では数千台規模のGPUを効率的に運用するためには、ネットワーク設計や電力、冷却、ソフトウェアの最適化能力が必須であると説明している。

カカオクラウドもエヌビディアのインフィニバンドネットワークに基づく通信最適化技術を適用し、GPU間の通信効率を高めた。会社側はHPLベンチマーク基準で69.1ペタフロップス(PFLOPS)の実測性能を記録し、GPU通信効率は理論上の最大値の95%に達したと説明している。

業界関係者は「過去にはGPUをどれだけ確保したかが重要だったが、今では数千台のGPUをどれだけ効率的に接続し運用できるかが競争力となった」と述べ、「今回のTOP500の結果は、国内企業が世界水準のAIインフラ構築能力を備えていることを示す事例である」と語った。

一方、世界1位は中国の「ラインシャイン」が2198PFLOPSを記録して占めた。アメリカの「エルキャピタン」、「フロンティア」が続いた。アメリカと中国が依然として最上位を主導しているが、韓国も民間企業を中心にAIインフラ競争に本格的に加わっているとの評価がある。
 



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