2026. 06. 18 (木)

[北中米ワールドカップ] ドイツ・イングランドの有望選手がなぜオーストリア代表に?

  • チュクエメカ・バーナー、ワールドカップを前にオーストリア代表を選択

  • ラルフ・ラングニック監督、28年ぶりの本選復帰戦に新顔を加える

2026 FIFA 北中米ワールドカップ ヨーロッパ予選に出場したオーストリア代表選手たち
『2026 FIFA 北中米ワールドカップ』ヨーロッパ予選に出場したオーストリア代表選手たち【写真=ロイター/聯合ニュース】

オーストリア代表チームには、イングランドとドイツの年代別代表でプレーしていた二人の選手がいる。カーニ・チュクエメカとパウル・バーナーである。

オーストリアは17日、ヨルダンと2026年北中米ワールドカップJ組の初戦を戦っている。1998年フランスワールドカップ以来、28年ぶりの本選復帰戦である。ディフェンディングチャンピオンのアルゼンチン、アルジェリア、ヨルダンと同じ組に入ったため、初戦の勝点管理が重要である。

オーストリアのメンバーの中で目を引く名前はチュクエメカとバーナーである。二人はそれぞれイングランドとドイツの年代別代表を経て、今年オーストリア代表を選択した。チュクエメカはオーストリア・イングランド・ナイジェリアの三重国籍者であり、バーナーはドイツ・オーストリアの二重国籍者である。

チュクエメカはオーストリアのウィーンで生まれたミッドフィールダーである。幼少期にイギリスに渡り、イングランドのサッカーシステムで成長した。イングランドの17歳以下代表から20歳以下代表までを経験し、イングランドの年代別代表で23試合に出場した。2022年のUEFA 19歳以下選手権優勝メンバーでもある。

クラブキャリアとしてはアストン・ビラとチェルシーを経て、現在はボルシア・ドルトムントでプレーしている。イングランドA代表の公式戦には出場しておらず、ウィーン出身という背景からオーストリア代表を選択することが可能であった。

バーナーも似た道を歩んだ。オーストリアで生まれ、ドイツで成長し、バイエルン・ミュンヘンのユースチームを経てドイツの年代別代表でプレーした。しかし、成人代表の段階ではドイツではなくオーストリアを選んだ。現在の所属チームはオランダのPSVアイントホーフェンである。

オーストリアはマルコ・アルナウトビッチ、ダビド・アラバ、マルセル・ザビッツァーなどの経験豊富な選手に加え、バーナーとチュクエメカを迎え入れ、戦力強化に成功した。チュクエメカとバーナーは中央と側面を行き来できる攻撃的な選手である。ヨルダン戦の先発メンバーには名前を連ねていないが、グループリーグの流れに応じて試合後半の変化をもたらすカードとなる可能性がある。



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