2026. 06. 17 (水)

[米・イランの終戦合意] イランのタンカー、米軍の封鎖を突破し輸出路へ

  • イランに提示された「誘因策」と分析…「いつでも再制裁可能」との見通しも

16日現地時間オマーン湾にタンカーと貨物船などが見える写真AP連合ニュース
16日(現地時間)オマーン湾にタンカーと貨物船などが見える。 [写真=AP連合ニュース]

6月14日、ドナルド・トランプ米大統領、JDバンス副大統領、モハマド・バゲル・ガリバフイラン国会議長らが電子署名した米国とイランの終戦合意を受け、イランの原油が米軍の封鎖を突破して輸出路に乗り出したと、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が16日(現地時間)に報じた。

同紙によると、非営利団体「イラン核反対連合」は、イランの原油を積んだ超大型タンカーがイランのチャバハール港を出港し、米軍艦の封鎖を通過してオマーン湾を抜けていると伝えた。この船は位置追跡装置をオンにしたまま航行している。今回のイランタンカーの航行は、4月に米国がホルムズ海峡を封鎖して以来、初めての事例である。

この航行は、14日の両国の終戦合意にイランの金融および輸送制裁を免除する内容が含まれていることに基づいていると同紙は分析した。合意に詳しい関係者は、米国が終戦の見返りにイランが即座に原油を販売できるように許可することになり、この措置はイラン政府が紛争を早期に終結させるインセンティブになると述べた。しかし、ある米国の高官は、イランが原油販売のために制裁緩和措置を受けることになるが、持続的な制裁緩和はイランがホルムズ海峡の開放や核プログラムなど米国の要求をどれだけ遵守するかに依存すると語った。

イランのメディアも、自国の商船が米軍の封鎖なしに正常に航行している点を強調した。イランのファルス通信は、イランの商船数隻が米海軍の封鎖を問題なく通過して航行していると報じた。イランのタスニム通信も、イランのタンカー3隻と貨物船2隻が必需品などを積んで運航中であると伝えた。

これについて、パルジン・ナディミワシントン研究所イラン担当上級研究員は「イランが譲歩するようにするためには(原油輸出許可など)誘因策が必要だとホワイトハウスが判断したようだ」と述べ、「そうでなければイランとの交渉を続けるのは難しかっただろう」と分析した。しかし、ナディミ研究員は状況によって米国が再びイランに制裁を科す可能性があると見ている。

今回の米国とイランの了解覚書には、イランの原油輸出と金融に対する制裁緩和のほか、延長された休戦、米国とイラン両国のホルムズ海峡封鎖解除、イラン核プログラムに関する深い協議の準備などが含まれているとWSJは報じた。

一方、今回の了解覚書に含まれるとされる3000億ドル(約452兆円)規模の再建基金を巡って議論が続いている。米議会専門誌「ザ・ヒル」によると、15日、ある米国の官僚は記者に「その国(イラン)を再建するために3000億ドルの基金がある」と述べ、この資金はイランが合意内容をどれだけ遵守するかに応じて決定されると明らかにした。これに対し、トランプ大統領はフランスのエビアン・レ・バンで開催された主要7カ国(G7)首脳会議で記者に「イランにどんなお金も投資しない」と否定したとワシントンポスト(WP)は報じた。トランプ大統領は、イランが米国との戦争で荒廃したことに対する投資の必要性があるかもしれないが、それが自分の緊急の関心事ではないとの立場を示した。

カタールのアルジャジーラは「(米国およびイスラエルとの戦争で)290億ドル(約43兆円)の被害を受け、国民が1942年以来最高水準のインフレに苦しむイランにとって(3000億ドル)の投資ファンドは非常に必要な命綱となる可能性がある」と分析した。



* この記事はAIによって翻訳されました。
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