2026. 06. 17 (水)

日本の基準金利、31年ぶりに1%に引き上げも…円安続く

  • 31年ぶりの1%台も「依然として緩和的」

  • 株式市場は安堵のラリー、円は160円台の円安

  • 国債購入は月2兆円維持…緊縮・市場安定を並行

16日、日本のニッケイ平均株価が7万を突破した中、日本の証券会社の社員たちがこれを祝っている。写真AFP・聯合ニュース
16日、日本のニッケイ平均株価が7万を突破した中、日本の証券会社の社員たちがこれを祝っている。[写真=AFP・聯合ニュース]


日本銀行(BOJ)は31年ぶりに基準金利を1%に引き上げた。これを受けて、日本の株式市場であるニッケイ平均株価は7万を超え、歓喜の声が上がった。しかし、1%の金利だけではインフレ圧力を抑えるには不十分との認識から、外国為替・債券市場は弱含みとなった。

日本銀行は16日の金融政策決定会議で、政策金利である無担保コール金利の翌日物誘導目標を従来の0.75%程度から1.0%程度に0.25ポイント引き上げた。日本の基準金利が1%に達したのは1995年以来31年ぶりである。決定は7対1の賛成で行われ、入院中の上田和夫総裁は議決に参加できなかった。

これにより、株式市場では安堵のラリーが展開され、ニッケイ平均株価は4営業日連続で上昇し、初めて7万を超えた。しかし、終値は前日比87.00ポイント(0.13%)上昇の6万9404.50で取引を終えた。予想通りの金利引き上げが行われ、不確実性が減少したとの認識とともに、米国株式市場でのテクノロジー株の強さが買いにつながった。

それでも、外国為替・債券市場では追加金利引き上げのペースに対する疑念が生じ、弱含みとなった。この日の午後、東京外国為替市場での円の価値はドルあたり160.30円前後で、前日より約0.20円上昇(円安)した。日本の実質金利が依然として低いとの認識が円の買いを妨げた。債券市場でも、日本銀行の政策対応が物価に遅れをとる可能性への懸念から、長期債の売りが見られた。

日本経済新聞は、日本銀行の金融政策が物価の動きに遅れをとると、円と日本国債が同時に売られる「セル・ジャパン(日本売り)」につながるとの認識が市場に根強いとし、今回の引き上げだけではその懸念を払拭することは難しいと見ている。現在の1%の金利が十分な水準かどうかも議論の余地があり、日本銀行の3月の推計によれば、中立金利(景気を過熱・収縮させない金利)は1.1〜2.5%程度である。前日本銀行理事である前田英治氏は「実際に日本銀行が考慮している下限は1.5%程度」とし、日本の金融環境は依然として緩和的であると評価した。

これに対し、日本銀行は「経済・物価・金融情勢に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の程度を調整していく」とし、追加金利引き上げの可能性を残した。内田信一日本銀行副総裁も金利引き上げ路線を続ける意向を明確にした。彼は記者会見で「企業間取引の価格転嫁がやや早いペースで進んでおり、消費者段階の幅広い品目に波及する可能性がある」と述べ、上振れリスクに警戒を示した。

一方、次回の金利引き上げ時期は円安と長期金利上昇圧力に依存しているとの評価がある。現時点では、追加引き上げが12月または来年1月に行われるとの見方が多いが、円安や物価上昇が加速すれば前倒しされる可能性がある。日本銀行の理事を務めた経験のある門間和夫みずほ総合研究所エコノミストは「円安や長期金利上昇といった日本売り圧力が再び強まれば、10月に前倒しされる可能性もある」と述べた。





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