2026. 06. 18 (木)

最長の離婚訴訟、最終調整に入る - 崔泰源・盧小暎

  • 盧は沈黙を貫く…崔は「調整がうまくいけば」と述べる

  • SK株の分割の是非や基準時点を巡る攻防が予想される

崔泰源SKグループ会長(左)と盧小暎アートセンター・ナビ館長が15日、ソウル・瑞草洞のソウル高裁で行われた財産分割の破棄還送審の第2回調整期日に出席している。写真=聯合ニュース、共同取材団
崔泰源SKグループ会長(左)と盧小暎アートセンター・ナビ館長が15日、ソウル・瑞草洞のソウル高裁で行われた財産分割の破棄還送審の第2回調整期日に出席している。 [写真=聯合ニュース、共同取材団]

 

崔泰源SKグループ会長と盧小暎アートセンター・ナビ館長が、2年2ヶ月ぶりに法廷で再会した。国内の離婚訴訟としては最大規模となる1兆3808億ウォンの財産分割事件が破棄還送審の調整手続きに入ったため、両者が直接法廷に出席した。

ソウル高裁家事第1部(李相柱部長判事)は15日午後、崔会長と盧館長の財産分割破棄還送審の第2回調整期日を行った。

この日午後1時39分に最初に法廷に到着した盧館長は、「合意の可能性があると思うか」、「大法院が盧泰愚前大統領の秘蔵金の寄与分を否定したが、どのような主張をするのか」、「2年2ヶ月ぶりに法廷で対面する心境はどうか」といった取材陣の質問には答えず、法廷に向かった。

約8分後の午後1時47分に姿を現した崔会長は、「盧館長と2年2ヶ月ぶりに法廷で対面するが、心境はどうか」との質問に対し、「調整がうまく成立して早く終わるといい」と述べた。1回目の調整後に立場の違いが縮まったかどうかについては答えなかった。

二人が法廷で対面したのは、離婚訴訟の控訴審最後の弁論期日が行われた2024年4月以来初めてである。先月行われた1回目の調整期日には盧館長のみが出席した。

今回の調整期日は、財産分割の規模や方法、基準時点などを巡る本格的な議論が行われる場と評価されている。特に、崔会長が保有するSK㈜株式の分割対象となるかが最大の争点とされている。

崔会長側は、該当株式が相続・贈与を通じて形成された特有財産であるため、財産分割の対象にはならないとの立場である。一方、盧館長側は、長期間家事と育児を担い、崔会長の経営活動を支えたため、共同財産として認めるべきだと主張している。

財産分割の基準時点をどこにするかを巡る攻防も予想される。控訴審の弁論終結日である2024年4月を基準とするか、現在進行中の破棄還送審の弁論終結日を基準とするかによって、財産の規模が大きく変わる可能性がある。最近、SK株価が大きく上昇しているため、両者とも基準時点に神経を尖らせている。

二人は1988年、盧泰愚前大統領の就任初年に青瓦台の迎賓館で結婚し、3人の子供をもうけた。当時、大統領の娘と財閥2世の結婚は世間の関心を集めた。

しかし、崔会長が2015年に金姫英ティー・アンド・シー財団理事長との間に私生児がいることを公表したことで、夫婦関係は破綻した。その後、崔会長は2017年に離婚調整を申請し、調整が決裂すると翌年に離婚訴訟を提起した。盧館長も財産分割を求める反訴を提起し、両者の法廷闘争が本格化した。

1審は、崔会長に盧館長に対して慰謝料1億ウォンと財産分割金665億ウォンを支払うよう判決した。一方、控訴審は盧館長の寄与を認め、慰謝料20億ウォンと財産分割金1兆3808億ウォンを支払うよう判断した。

しかし、大法院第1部(主審:徐京煥大法院長)は昨年10月、盧前大統領の秘蔵金300億ウォンがSKの成長過程に寄与したとの控訴審の判断に法理の誤解があるとし、財産分割部分を破棄還送した。ただし、慰謝料20億ウォンの支払い部分は確定した。

法曹界では、破棄還送審の最大の争点としてSK株の財産分割対象となるか、盧館長の寄与度の認定範囲が挙げられている。両者の立場の違いが依然として大きいため、今回の調整で合意点を見出すことができるか注目される。





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