2026. 06. 18 (木)

国会の品格

政治社会部の張文基記者
政治社会部の張文基記者
我が国の国民に『国会』と『品格』が結びつく言葉かと尋ねると、果たして『そうだ』と答える人がどれほどいるだろうか。国会は、韓国の5160万人を代表する300人が集まり、国家の進むべき方向を決定する場であるため、明確に品格が求められる。

実際に国会が品格を示した瞬間は確かに存在した。22代国会だけを見てもそうである。12・3の非常戒厳の夜は、品格ある国会の一例を確認できる瞬間であった。当時、国会議員でなかった韓国国民の力の代表であるハン・ドンフン氏を本会議場に入れたことが象徴的な場面である。混乱した状況の中で、逮捕されるかもしれない同僚の政治家のために、国会議員だけが入場できる本会議場の扉を開け、特権を手放す品格を示したのである。

非常戒厳解除を求める決議をするために国会の塀を越えた国会議員たち、時間との戦いの中でも手続きの正当性を確保するために忍耐したウ・ウォンシク当時の国会議長など、22代国会がその夜守ったものは、韓国の民主主義の品格であった。

視界のないキム・イェジ議員が合法的な議事進行を妨害するために17時間35分にわたり点字を使って無制限討論を行ったことも同様である。巨大与党が押し進めた国政調査に反対する意見を記録に残すためのその17時間35分の奮闘は、国民の代表として本会議場に立つ国会議員の品格を示す出来事であった。

ただし、残念ながら22代前半期国会が常に品格を維持していたわけではない。国会は時折、同僚の国会議員を尊重しない姿勢で品格を損なうことがあった。昨年4月の本会議で、共に民主党の議員たちが自由発言中のキム・ゴン議員を無視して記念撮影を行ったことがその瞬間である。何を言うかは分かっていても、その発言が聞き苦しくても、国民の代表として国会本会議場に入った議員たちは同僚議員の言葉に耳を傾けるべきである。同僚議員もまた国民を代表してその場にいるからである。

公式会議を進行する際に相手の言葉を聞き、相手の言葉を遮らないことは小学生でも知っている事実である。それにもかかわらず、国会議員が同僚議員に野次を飛ばしたり、大声で発言を妨害したりするだけでなく、発言中の同僚議員を背を向けて記念写真を撮る事態が発生した。小学校の学級会でも起こらないことが、国民を代表する国会で起こったその時、損なわれたのは国会の品格だけではなかったであろう。

常任委員長が委員に退場を命じることが増えていることも懸念される。ミスのない立法のために討論し、熟慮する常任委員会で委員に退場を命じることは、その委員が代表する国民を一緒に追い出すことと変わりない。与党であれ野党であれ、多数党であれ少数党であれ、国会議員は国民を代表する。彼らを地位や権限で押しつぶすことは決して品格ある政治ではない。

5日、信任された国会議長団が選出され、22代後半期国会が本格的な稼働準備を整えた。22代後半期国会は、交渉団体間の常任委員会の配分に加え、6・3地方選挙で発生した中央選挙管理委員会の選挙管理不備を追及する国政調査・特検など解決すべき課題が多い。特に国政調査は大枠で与野党が意見を同じくしているが、相反する思惑を抱いているようで懸念される。国民の参政権が侵害された前代未聞の事態を解決するために、党利党略を問わず国民だけを見つめる国会の品格を示す必要がある。

標準国語大辞典は政治を『国を治めること』と定義している。国家を治める権力を持つ行為も広義の政治に含まれるが、国家が国家としての義務を果たせるようにうまく治めることが政治の本質であろう。選挙が終わったので、今こそ『政治の時間』が訪れることを願う。記者ではなく国民の一人として、国会が我が国の品格を守る場所であると今も信じている。




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