2026. 06. 17 (水)

ホームプラス、エクスプレス売却も不透明…再生まで3週間を切る

  • エクスプレス売却も再生の不確実性は依然として残る…7月3日期限迫る

  • 事業構造の単純化・人員削減が残存事業部の売却成功の鍵

緊急運営資金(DIP)に関するホームプラス・メリッツ金融グループ間の立場の違い
緊急運営資金(DIP)に関するホームプラス・メリッツ金融グループ間の立場の違い [グラフィック=アジュ経済美術チーム]

ハリムグループの系列会社であるNSショッピング(NSホームショッピング運営)のホームプラスエクスプレスの買収が公正取引委員会の審査を通過し、ホームプラスは残存事業部の売却を加速する見込みである。しかし、再生計画案の可決期限が3週間を切っており、緊急運営資金(DIP)の確保問題が依然として解決されていないため、再生の不確実性は続いている。

14日、業界によると、公正取引委員会はNSショッピングがホームプラスのホームプラスエクスプレス部門の営業を1206億ウォンで譲受する企業結合を承認した。公正取引委員会はホームプラスが再生手続きを進めている点を考慮し、申告受理から約1ヶ月で審査を完了した。

今回の承認により、NSショッピングがホームプラスエクスプレスを取得し、ハリムグループは全国規模のオフライン流通網を一気に確保した。ホームプラスもエクスプレスの売却を通じて、大型マートやオンライン、本社などの残存事業部中心に構造を単純化できるようになった。

ホームプラスは今回の売却が今後の買収者の負担を軽減する契機になると見ている。事業構造が単純化され、従業員数も従来の1万8000人から9000人程度に減少したため、買収の魅力が高まったと説明している。このため、ホームプラスは残存事業部の売却を通じて再生計画の実行基盤を整えることに全力を尽くしている。

問題は、エクスプレスの売却だけでは再生の不確実性が解消されない点である。売却代金が債権返済などに使われる場合、会社が実際に活用できる余剰資金は限られる可能性がある。

特に営業の正常化に必要な緊急運営資金の確保も結論が出ていない状況である。ホームプラスは再生のために2000億ウォン規模のDIP金融が必要だと主張している。店舗の効率化や商品供給の正常化、協力企業の信頼回復のためには、最低限この程度の運営資金が確保される必要があるという。

一方、最大債権者であるメリッツ金融グループは1000億ウォン規模の貸付支援を検討しているとされている。さらに、ホームプラスの大株主であるプライベートエクイティファンド運用会社MBKパートナーズやキム・ビョンジュ会長の保証を条件に提示したとされ、実際の資金支援が実現するかは不透明である。仮に1000億ウォンの支援が行われても、ホームプラスが要求する2000億ウォンには半分が不足する。

再生のスケジュールも厳しい。ホームプラスの再生計画案の可決期限は来月3日である。この期限までにDIP金融の確保、買収候補者の選定、修正再生計画案の提出、債権団の同意手続きを完了しなければならない。期限内に合意が得られなければ、清算の可能性も排除できないとの見方が出ている。

ホームプラスは正常化の意志を繰り返し強調している。会社関係者は「37店舗の閉店など正常化のための努力を尽くしており、労働組合も賃金放棄や構造調整を受け入れている」と述べ、「再生手続きの期限が来月3日であり、延長されても9月3日以前には手続きが成功裏に終了しなければならない切迫した状況である」と明らかにした。続けて「メリッツ金融グループが2000億ウォン規模の緊急運営資金支援に決断を下してくれることを切にお願いする」と強調した。




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