2026. 06. 18 (木)

裁判所、カカオペイに59億ウォンの過料を維持…「アリペイへの情報提供、利用者の同意なし」

  • 「NSF情報の算出における個人情報の自己統制権の無力化」

写真=聯合ニュース
[写真=聯合ニュース]


顧客の同意なしに約4000万人の個人情報を中国のアリペイに提供したカカオペイに対し、約60億ウォンの過料が正当であるとの裁判所の判決が下された。

ソウル行政法院行政12部(カン・ジェウォン部長判事)は11日、カカオペイが個人情報保護委員会(個保委)を相手に提起した是正命令等の処分取消請求訴訟で、原告の請求をすべて棄却した。

個保委は昨年、カカオペイが1月に全利用者約4000万人の個人情報を同意なしにアリペイに提供したとして、是正命令とともに59億6000万ウォンの過料を科した。

個保委の調査結果によれば、カカオペイはアップルがアリペイに委託した『NSFスコア』算出モデルの構築のために全利用者の情報を提供したことが明らかになった。NSFスコアは、アップルサービス利用者の決済代金不足の可能性を評価するために算出される顧客別のスコアである。

裁判所はまず、カカオペイの利用者情報がアリペイを経由してアップルに移転されたため、当該情報の活用による利益はアップルに帰属すると判断した。

続けて「原告は情報をアリペイに提供する際、簡便決済利用者からの同意を得たことはない」とし、「情報の主体はNSF情報の算出において個人情報の自己統制権が無力化されており、(提供に)同意したとは見なせない」と指摘した。

また、カカオペイがアップル利用者だけでなく、アンドロイドユーザーなどアップル未利用者を含む全利用者の情報をアリペイに送信した点を考慮すると、過料処分は適法であると見なされた。





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