2026. 06. 18 (木)

元民京「ストーキング・ジェンダー暴力への対応強化」...フェミサイド統計の構築推進

  • 法的未成年者の公論化結果、国務会議への報告遅延…「制度改善の方向性」

  • 「性平等政策担当官」を全省庁に拡大予定

元民京 性平等家族部長官が11日午前、政府ソウル庁舎で開催された政府発足1周年 性平等家族部出入記者団の懇談会で冒頭発言を行っている。
元民京 性平等家族部長官が11日午前、政府ソウル庁舎で開催された政府発足1周年 性平等家族部出入記者団の懇談会で冒頭発言を行っている。 [写真=性平等家族部]
元民京性平等家族部長官は、李在明政権の発足1周年を迎え、交際暴力への対応体制の構築、雇用平等公示制の導入、公共生理用品の導入などを発足2年目の重要課題として提案した。特に、女性を対象とした殺人犯罪を別に分類・集計する「フェミサイド」統計の構築を推進する計画である。

元長官は11日、ソウルの鍾路区にある政府ソウル庁舎で開催された出入記者団の懇談会で、「政府の123の国政課題に『性平等』が国家の推進戦略として明示された」と述べ、「性平等が個別の省庁の断片的な事業ではなく、国家運営の基本戦略として位置づけられた」と評価した。

彼は、過去1年間の成果として、日本軍『慰安婦』被害者保護法の改正、デジタル性犯罪被害統合支援団の5月発足、養育費の先払い制度、高危機青少年専任人員の増員、アイドル保育サービスの拡大などを挙げた。

国民主権政府の2年目の重要課題としては、まず「性平等政策ガバナンスの強化」を提案した。男女平等委員会のコントロールタワー機能を実質化し、全省庁に性平等専任部門を拡大する構想である。「青年共存・共感委員会」を通じて、女性の構造的差別と男性の性役割負担問題を共に議論する計画である。

生理用品の費用負担を軽減するため、政府の公共生理用品「みんなの生理用品」の導入も推進する。これにより、国民の健康権の向上だけでなく、生理用品購入の負担軽減にも寄与する方針である。

国民が安定した日常を享受できるように、「ジェンダー暴力」への対応も強化する。交際暴力対応法の早急な支援を行い、ストーキング・交際暴力の高リスク兆候を知らせる「レッドフラッグ」を普及させる予定である。これにより、被害者が危険信号を早期に認識し、適時に必要な保護と支援を受けられるようにするためである。

元長官は、「ジェンダー暴力・女性殺害(フェミサイド)統計の必要性について多くの提案があり、国際連合(UN)でも関連の指針があるため、国家データ処と協議を進め、関係省庁と内容を調整している」と述べた。

デジタル性犯罪への対応体制も高度化する。人工知能(AI)に基づく子ども・青少年のオンライン性搾取の先制的な遮断システムを高度化し、違法撮影物の流通サイトに対する分析を基に、削除不応・繰り返し投稿行為への制裁を強化する計画である。違法有害サイトの閉鎖・遮断も併せて推進する。

家族・介護分野では、アイドル保育人員の供給拡大と待遇改善に集中する。アイドル保育手当の引き上げなどを通じて、介護人員の確保に取り組み、今年施行されたアイドル保育士資格制度と民間登録制度が現場に定着できるよう支援する予定である。

ひとり親家庭の支援も拡大する。10月に施行される改正養育費履行法に基づき、養育費先払い対象の所得基準を撤廃し、国家が支給した養育費を最後まで回収する体制を構築する方針である。

子ども・青少年分野では、年内にAI基盤の危機青少年発掘システムを構築し、青少年相談1388と警察・救急室を連携させた統合相談体制を段階的に整備する。また、性平等部は性別賃金格差の解消のため、企業の性別賃金状況を公開する「雇用平等公示制」を2027年施行を目指している。

一方、刑事未成年者(法的未成年者)基準に関する勧告案の提出が遅れていることについては、「国務会議の案件が多く、先に進めることにした案件に押されて報告が遅れている」とし、「公論化過程でこのような重要な問題について我々の社会が変調だけを響かせていたという思いがあり、議論の第一段階を踏んだという点で意義があった」と説明した。

5日、裁判所が同性夫婦も事実婚関係を形成した場合、法的保護の対象とすべきとの趣旨の判決には、「現在注意深く見守っている。今後政策を作るにあたり、司法の判断もよく考慮しながら進めていくべきだと思った」と答えた。

男女青年の性差別認識の格差については、「昨年5回行われたトークコンサートに参加してみると、女性はジェンダー暴力や賃金格差といった構造的差別を、男性は兵役負担や性役割期待に伴う困難を語っていた」と説明した。

続けて元長官は、「(ジェンダー対立は)競争社会の不安感が表出された複合的で構造的な現象であり、解決も短期間では難しい」とし、「下半期にも青年共存共感委員会を通じた公論化を3回程度推進する計画である」と付け加えた。



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