2026. 06. 10 (水)

SKグループ、AIエージェント導入加速...半導体など企業セキュリティ管理は慎重に

  • AX対応のゴールデンタイム...SKグループの目標・ロードマップ共有

  • ニューノーマルとなったAIエージェント、SKグループ各社の導入状況は異なる

  • 企業セキュリティを維持しつつ外部生成型AI導入拡大の見通し

写真=アジュ経済DB
[写真=アジュ経済DB]

サムスングループが外部生成型人工知能(AI)導入を通じたAI転換(AX)を加速させる中、SKグループの内情も複雑化している。これまで内部情報漏洩を懸念し、自社生成型AIを運営するか外部生成型AIを制限的に使用していたが、「崔泰源-ジェンソン・ファンの親友会談」や「ニューチョンフォーラム」を契機に、外部生成型AIとAIエージェントを活用した全面的なAX革新の可能性が提起されている。

10日、財界によると、11日から13日に初めて開催されるニューチョンフォーラムでは、SKの幹部と構成員がグループのAX対応速度を高めるゴールデンタイムという認識を共有し、対応戦略と実行ロードマップを集中して議論する計画である。

イベント初日には、主要メンバー企業のAX推進目標とロードマップを共有し、最高経営者(CEO)パネル討論などを通じてAI革新の実行力確保の方策を導き出す。各社の状況に応じたAXの必要性と方向性についても幅広くコミュニケーションを図る構想である。

12日には、構成員が主導する討論を行う。経営陣が議論した内容と連携し、構成員が現場で感じるAI時代の変化を共有し、AX過程で直面する課題克服の方策や組織運営体制の高度化方策について意見を交わす。

最終日である13日には、SKグループの経営陣が各社別に議論したAX推進方策を紹介し、グループ全体のAX加速化の意志を固める計画である。

AX推進の背景には、グローバル企業を中心に生成型AIベースのエージェント導入が「ニューノーマル」となる状況で、SKグループも遅れを取るわけにはいかないという危機感がある。

SKグループはこれまで、グループ各社のレベルでAX戦略を推進してきた。企業ごとに業務に生成型AIを適用・活用する方法が異なり、AX推進状況は千差万別であった。

例えば、SKテレコムは独自に開発したファウンデーション(基礎)モデルに基づく「エイ・ドット・ビズ」を全社業務に導入する形でAXを推進した。企業秘密が外部に漏れるのを防ぎつつ、企業業務に特化したAIエージェントを作成できる利点がある。しかし、これは大規模AIデータセンターと世界100位以内のスパコンを保有する企業だからこそ可能な方法であり、外部生成型AIより実使用性能が劣る可能性もあるという限界も存在する。

SKハイニックスは半導体などの機密情報漏洩を防ぐため、外部生成型AIを基に独自に開発したAIモデルを業務に活用できるようにした。一方、政府への漏洩に極めて敏感な半導体事業の特性上、核心業務にはAIエージェントを導入するのが難しいという問題がある。SKイノベーションは外部と隔離された社内イントラネットで制限的に生成型AIを活用できるようにしたが、AIモデルの性能が不足しているのが残念な部分である。

財界では、今回のフォーラムを通じてSKグループが業務に外部生成型AIを全面導入するか結論を出し、AIエージェントの普及に伴うAI運用コスト増加への対応策を模索することになると予測している。サムスングループに続き、SKグループも業務に外部生成型AIとAIエージェントを全面導入する決定を下すことで、国内大企業全般にAXが一層加速する見通しである。

SKグループの関係者は「今年のニューチョンフォーラムはAI時代を主導的に牽引するためにAX方策を幅広く議論する場になる」と述べ、「構成員間の共感を基にAX中心の経営への大転換を加速させる」と語った。



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