2026. 06. 18 (木)

ユノビアを再統合する日動製薬…新薬開発とライセンスに集中

日動製薬グループ本社の全景写真
日動製薬グループ本社の全景[写真=日動製薬]

日動製薬は研究開発(R&D)体制の整備を通じて新薬企業への転換を加速している。

10日、業界によると日動製薬は16日、子会社ユノビアを吸収合併する。2023年に新薬開発組織の専門性と投資効率を高めるために分離した組織を約2年7ヶ月ぶりに再統合するものである。ユノビアが開発してきたグルカゴン様ペプチド(GLP-1)系の肥満治療薬と胃酸分泌抑制剤(P-CAB)系の消化性潰瘍治療薬『パドフラザン』などの主要パイプラインも本社体制に組み込まれる。

業界では今回の合併が政策変更に対応するためのものであると見ている。政府は最近、薬価政策を見直すと同時に、R&D投資比率が高い製薬会社に対する薬価優遇策を発表した。売上高に対する研究開発費比率の基準として、売上高1000億ウォン以上の企業は従来の5%から7%に、1000億ウォン未満の企業は7%から9%にそれぞれ2%引き上げる方針である。

日動製薬はユノビア分社後、研究開発費の比率が大幅に低下した。会社の連結売上高は2023年6007億ウォン、2024年6149億ウォン、2025年5669億ウォンの水準を記録した一方、研究開発費は2023年950億ウォンから2024年462億ウォン、2025年355億ウォンへと大幅に減少した。別途基準の研究開発費も2023年813億ウォンから2024年94億ウォンに減少し、昨年は253億ウォンに集計された。

製薬業界の関係者は「分散した組織を統合すれば管理が容易になり、革新型製薬企業認証の面でも有利になる可能性がある」と述べた。

今後の技術移転を見据えた布石との解釈も出ている。一般的にグローバル製薬会社との技術移転交渉では、単一の主体が出る方が有利であると知られている。ユノビアが開発中の肥満治療薬『ID110521156』は、臨床1相で耐容性と有効性を確認した状態である。

日動製薬の関係者はこれに関連して「市場環境の変化に対応し、新薬開発やライセンスなどR&D業務をより集中して推進することに重きを置いている」と説明した。

日動製薬の場合、比較的商業化が近いパイプラインとしてパドフラザンと新型コロナウイルス治療薬『ジョコバ』が挙げられる。パドフラザンはユノビアが発掘し、大元製薬に技術移転した候補物質で、臨床3相段階に進入した。国内のP-CAB競争がますます激化しているため、市場定着のスピードが成否を分けると見込まれている。

ジョコバは日動製薬と日本の塩野義製薬が共同開発した新型コロナウイルス治療薬で、米国食品医薬品局(FDA)が先月29日(現地時間)に『新型コロナウイルス曝露後予防』の適応症について承認を下した。感染または発症を予防する効果が認められた初の経口治療薬で、国内の権利は日動製薬が保有している。

ジョコバは2022年に緊急使用承認を受け、その年の第4四半期だけで1000億円(約9625億ウォン)の売上を記録した。しかし、エンデミックとともに公的資金の投入が中止され、その後の売上は2023年829億円(約7981億ウォン)、2024年518億円(約4987億ウォン)に落ち込み、今後の国内商業化過程でも収益確保が変数となっている。

業界関係者は「今や主要パイプラインが実際の成果につながるかが重要な時点であり、技術移転や商業化の成果が企業価値を左右するだろう」と述べた。



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