2026. 06. 18 (木)

造船業の人手不足にAI導入...大阜産業団地で実証センターの設立が本格化

産業通商部[写真=アジュ経済DB]
産業通商部[写真=アジュ経済DB]
国内の造船業界は受注好調にもかかわらず、慢性的な人手不足に悩まされている中、政府は全羅南道の永安大阜産業団地に人工知能(AI)を基盤とした生産革新拠点を設立する。中小の造船機器メーカーがAI・自動化技術を直接試験し、生産工程に適用できる実証センターを整備し、生産性向上と作業環境改善を支援する計画である。

産業通商部の大阜自由貿易地域管理院は9日、全羅南道永安郡の管理院会議室で「造船産業AX実証センター」設立事業に関する関係機関の懇談会と入居企業説明会を開催したと発表した。

造船産業AX実証センターは、産業部が推進する「造船海洋生産工程革新(AX)支援基盤構築事業」の一環として進められる。国立木浦大学が主導機関を担い、大阜自由貿易地域内に実証棟と研究棟を設置し、生産工程分野における技術実証と企業支援体制を整える計画である。

大阜産業団地はHD現代三湖を中心に数百の造船機器メーカーが集積した国内代表の造船業クラスターである。最近の造船業の好況により生産量は増加しているが、現場の人材確保に苦労している企業も少なくない。このため、生産性向上と作業環境改善のためのAI・自動化技術導入の必要性も高まっている。

この日の懇談会にはHD現代三湖、国立木浦大学、全羅南大阜産学融合院、全羅南道などの関係機関が出席し、事業推進状況を共有し、今後の運営方針や協力策を議論した。

出席機関は、実証センターが地域の造船業のデジタル転換拠点として定着できるように協力体制を強化し、地域企業の活用度を高めるための支援策を継続的に講じることを決定した。

続いて行われた入居企業説明会では、事業推進状況とセンター設立計画、今後の支援プログラムが紹介された。出席企業は生産性向上と人手不足解消、作業環境改善の観点から実証センターへの期待感を示し、今後の運営過程で企業のニーズが十分に反映されるよう、継続的なコミュニケーションと情報共有を求めた。

安昌亨大阜自由貿易地域管理院長は「造船産業AX実証センターが地域の造船業のデジタル転換を牽引する核心拠点となるよう、関係機関との協力を強化する」と述べ、「入居企業が実質的な成果を実感できるよう、事業推進を積極的に支援する」と語った。




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