2026. 06. 09 (火)

イラン、イスラエル北部にミサイル発射…休戦後初の直接攻撃

写真=ロイター・聯合ニュース
[写真=ロイター・聯合ニュース]
イランがイスラエル北部に向けてミサイルを発射した。これは4月にアメリカとイランの間で休戦が成立して以来、イランがイスラエル本土を直接狙った初めての攻撃である。イスラエルのレバノン空爆に対する報復の性格を持ち、米・イラン協議にも影響を及ぼす可能性がある。

7日(現地時間)にAP通信やフィナンシャル・タイムズ(FT)などが報じたところによると、イランはこの日イスラエル北部に向けて弾道ミサイルを発射した。イスラエル軍はイランが発射したミサイルを迎撃したと発表した。イスラエル北部の各地では空襲警報が鳴り、一部地域では爆発音が報告された。

今回の攻撃は、イスラエルがレバノンの首都ベイルート南部郊外を空爆した後に行われた。イスラエルは親イラン武装組織ヒズボラの拠点を攻撃したと述べている。イランはイスラエルのレバノン攻撃を休戦違反と見なし、対応に出たとされる。

イランによるイスラエル本土への攻撃は、4月8日の休戦以来初めてである。これまでアメリカとイランは核問題、ホルムズ海峡の通航、制裁緩和などについて協議を続けてきた。しかし、イスラエルのレバノン空爆とイランのミサイル発射が重なり、協議の流れは再び不安定になった。

ドナルド・トランプアメリカ大統領は、エスカレーションを防ぐために動いている。彼はFOXニュースの電話インタビューで、イランに対して「ミサイルを発射したのだから、もうやめてテーブルに戻って合意しろ」と述べた。また、「今回の攻撃は協議に役立たない」とも語った。

トランプ大統領はイスラエルにも報復の自制を求めた。「イランの攻撃で負傷者はいない」とし、「イスラエルが報復しないことを願っている」と述べた。また、「ベンヤミン・ネタニヤフイスラエル首相に直接電話して、報復しないように伝えるつもりだ」と明らかにした。

トランプ大統領は、イランとの合意が近づいているとの立場も維持している。「我々はイランとの最終合意に非常に近づいている。今起こっていることがそれを台無しにすることを望んでいない」と述べた。

鍵となるのはイスラエルの再報復の有無である。イスラエルが再び攻撃すれば、イランも追加の対応の正当性を得ることになる。逆に、両者が追加攻撃を止めれば、アメリカは今回の衝突を協議復帰の圧力として管理できる。



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