2026. 06. 09 (火)

人類の『金色の欲望』…人間はなぜ金に魅了されるのか

  • 古代エジプト人は『太陽神の皮膚』と考えた

  • アステカ帝国の滅亡・アメリカの産業成長など

  • 人類が金を特別視する理由を照らし出す

世界史を変えた金の物語
 

「星の死から生まれた金属が数千年を超えて今日まで人類を魅了している。それ自体が一つの驚異である。」(52ページ)

金は神聖さと欲望を象徴する。神の皮膚であり肉であった金は、支配者の永遠の命と不死、権威の象徴へと変貌した。現在では結婚の証や変動の少ない安全資産としてその価値を輝かせている。

書籍『世界史を変えた金の物語』(レベッカ・ジョラルク著、ソウル訳、人物と木の間)は、人類が金に魅了された過程を年代順およびテーマ順に辿る。金色は神聖でありながら、残酷でもある。神の滑らかな皮膚を輝かせた金は、略奪者の目を眩ませ、アメリカ先住民の大量虐殺を引き起こした。
 

著者たちは多角的な視点から人類が金を特別視する理由とその過程を探る。古代エジプト人は金を太陽神の皮膚と考え、ファラオは黄金のマスクを通じて不死を夢見た。アステカ人とインカ人は金をそれぞれ『神々の分泌物』、『太陽の汗』と呼んだ。

金よりも青銅や玉を重視していた中国では、仏教の伝来を契機に金の地位が高まったと言われている。仏教が栄えた唐の時代から金細工業が繁栄し、金メッキの寺院や黄金の仏塔が多数制作された。今日、タイなどの東南アジアの仏教圏で信者が仏像に金箔を貼るのも同様の文脈である。

著者たちは「古代エジプトの神々の皮膚を金で表現したのと同様に、仏教徒が仏像を金でメッキするのは極めて自然なことであった」と述べ、「ブッダの32の身体的特徴の一つが金色の皮膚と滑らかさである」と語る。

カトリック聖書において金は崇拝の対象であり同時に警戒の対象でもあった。打破すべき偶像崇拝『黄金の子牛』であり、ソロモンの神殿を輝かせた神聖な物質であった。

支配者たちは自らを神格化するために金を利用した。民衆は華やかな金で飾られた衣服を見て、その衣服を着た者が支配者であることを認識した。中世の贅沢禁止法が金のボタンなどの金飾りを規制したのは、封建秩序を守るための措置とも解釈される。

著者たちは金に対する人間の欲望がどのように文明を築き、またどのように帝国を崩壊させたのかを多くの事例を通じて示す。コロンブスの新大陸発見、アステカ帝国の滅亡、アメリカの産業成長、ボーア戦争、コンゴ内戦などの主要な歴史的事件の根底には金に対する人間の欲望が存在した。

ヨーロッパの征服者たちはアメリカ大陸で略奪した金の遺物を溶かして金塊にした。イギリス中央銀行であるイングランド銀行は19世紀中頃までに数千ポンド相当のアメリカ大陸の金細工品を溶かした。

この他にも書籍は金細工と錬金術がそれぞれルネサンスに寄与した点、近代化学の基盤となった点などに注目する。また、エルドラド、ゴールドラッシュ、金鉱を狙った多国籍企業の行動など、金に対する人間の欲望が続き、その欲望が環境破壊や人権侵害を引き起こしている点を指摘する。

書籍はファラオの墓からウォール街まで金に関連する6000年の壮大な記録を扱っているが、336ページという分量ではこれをすべて収めるには不十分に思える。多くの事例を迅速に概観する印象が強い。それでも仏像がなぜ黄金色なのかに興味があるなら、この本を読むことを勧める。



* この記事はAIによって翻訳されました。
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