2026. 06. 07 (日)

イラン、ヘズボラを支持…「レバノンの戦争は終わらなければならない」

  • イスラエル・レバノンの休戦案を拒否したヘズボラを擁護

  • アメリカ・イランの終戦交渉の見通しも不透明

アバス・アラグチ イラン外務大臣の写真(連合ニュース)
アバス・アラグチ イラン外務大臣 [写真=連合ニュース]

イラン当局は、イスラエルとレバノンの休戦合意を拒否した親イラン武装勢力ヘズボラに対して公開支持を表明し、中東情勢が再び不安定化している。イスラエルとレバノン間の交戦停止は、アメリカとイラン間の終戦交渉の重要な前提条件として挙げられているため、休戦が失敗すれば交渉の動力も弱まるとの見方が出ている。

6日、連合ニュースによると、ロイター通信はアバス・アラグチイラン外務大臣が前日、レバノンのメディアとのインタビューで「この戦争はレバノンでも終わる時に初めて終結する」と発言したと報じた。アラグチ大臣は「レバノンでの戦争の終結は、イスラエル軍が占領した領土から撤退することと共に行われなければならない」とも強調した。

アラグチ大臣のこの発言は、ヘズボラの指導者ナイム・カセム事務総長がアメリカの仲介で成立したイスラエルとレバノン政府間の休戦案を拒否した直後に出たものである。

ヘズボラは、休戦案にイスラエルの占領地撤退が含まれていないため、受け入れられないという立場を示している。イスラエルはその後、レバノン南部を爆撃し、軍事作戦を続けており、ヘズボラもロケットやドローンで反撃に出ているため、休戦案は事実上、紙くずとなっている。

休戦が危機に瀕する中、ジョセフ・アウンレバノン大統領がレバノンを交渉カードとして使用しないよう反発したが、イランは強硬姿勢を崩していない。

アラグチ大臣は続けて6日、自身のX(旧Twitter)アカウントに「アウン大統領の言葉を聞くと、まるでイランがレバノンの領土の5分の1を占領し、レバノン国民の4分の1を避難民にし、毎日レバノンを爆撃しているかのように見える」と指摘した。

さらに、アウン大統領に対して「レバノンを真の敵から救ってほしい」とも訴えた。ヘズボラに対して爆撃を加えているイスラエルこそが、レバノンが対処すべき真の敵であるという意味である。

イランのメフル通信によれば、最高指導者の軍事顧問モフセン・レザイもヘズボラに対して「最近の戦争で大きな犠牲を払った我々の同盟」と称し、「我々はヘズボラを支持し、彼らに対する義務を確実に果たす」と述べた。彼は「レバノンはどの合意からも分離できない一部である」とし、イスラエルに対してレバノンから去るよう警告した。




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