2026. 06. 06 (土)

ウォン・ドル為替レートが1550ウォンを突破…「選挙後放置説」の真実は?

写真=聯合ニュース
[写真=聯合ニュース]

ウォン・ドル為替レートが金融危機以降の最高水準である1550ウォンを突破し、市場の不安が高まっている。オンラインでは「政府が選挙前まで為替レートを管理していたが、選挙が終わると手を引いたのではないか」という主張も出ている。

実際、ソウルの外国為替市場ではウォン・ドル為替レートが1550ウォンを突破し、2009年のグローバル金融危機以来の最高水準を記録した。市場では、戦争の長期化や原油価格の上昇、外国資金の流出が重なり、ウォンに対する投資心理が大きく萎縮したとの分析が出ている。

一部では「5月の1ヶ月間、外国為替当局が大規模なドル売りで為替レートを抑え込んだ」という主張もある。しかし、現在まで政府が選挙を目的に為替レートを人為的に管理していたという事実を証明する公式な資料は確認されていない。外国為替当局は通常、急激な為替レートの変動時に市場安定措置を講じており、最近も「過度な偏り現象には必要な措置を講じる」と明言している。

市場の専門家は、むしろ現在の為替レートの急騰は国内の要因よりも、グローバルなドル高と地政学的リスクの拡大に大きく影響されていると分析している。韓国投資証券は最近の報告書で「戦争の長期化、外国人の売り、関税リスクなどウォン安の要因が引き続き蓄積されている」とし、為替レートの上限を予測するのが難しい状況だと診断した。

結局、現在の為替レートの急騰を「選挙終了」という一つの理由だけで説明するのは難しいとの評価が出ている。ただし、市場では外国為替当局の追加介入の有無や中東情勢、アメリカの金融政策の変化が今後のウォンの方向性を決定する重要な要因として注目されている。



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