2026. 06. 06 (土)

首都圏の賃貸市場、供給不足が深刻化…東京・北部は188に迫る

  • 供給指数、南部よりも北部の上昇速度が2倍

  • 下半期の入居減少により190突破の懸念

 
ソウル・瑞草区の九龍山から見た都心の風景
ソウル・瑞草区の九龍山から見た都心の風景。 [写真=ユ・デギル記者 dbeorlf123@ajunews.com]


首都圏のアパート賃貸市場における供給不足がますます深刻化している。ソウルの北部地域の賃貸供給指数は188を超え、事実上「供給枯渇」レベルに達しており、賃貸需要が京畿道・仁川に広がる中、首都圏全体で賃貸危機の兆しが明らかになっている。
 
ソウル北部190に迫る…首都圏も10週で7ポイント上昇

5日、KB不動産が発表した週次アパート価格動向によると、今月1日現在、首都圏の賃貸供給指数は179.3を記録した。3月第3週(172.6)と比較すると、10週で6.7ポイント上昇した。特にソウルは182.0、北部地域は188.4まで急騰し、供給が完全に枯渇することを意味する200に迫っている。北部地域(188.4)は、南部地域(176.2)を12ポイント以上上回っている。
 
賃貸供給指数は0〜200の範囲で算出され、100を超えるほど「供給不足」の回答割合が高いことを意味する。200に近づくほど、市場で賃貸物件を見つけることが極めて困難な状態を示す。北部地域の188.4は、事実上賃貸物件が底をついたレベルと解釈される。特に一時的な現象ではなく、構造的な供給不足に起因しているとの分析が広がっている。通常、供給指数が190を超えると賃貸価格が急騰する傾向がある。
 
賃貸変動率0.28%…売買を上回り上昇圧力を予告

実際、供給の不均衡は価格にもそのまま反映されている。KB不動産が集計したソウルのアパート賃貸変動率は同期間に0.28%を記録した。売買変動率(0.193%)を大きく上回った。特に区別では、道峰区が1週間で0.76%上昇し、ソウル内で最高の上昇幅を記録した。
 
南部地域の賃貸供給状況も急速に悪化している。南部地域の賃貸供給指数は3月の163.6から今週176.2に上昇し、10週で12.6ポイント急騰した。同期間の北部地域の上昇幅(6.2ポイント)の2倍を超えている。絶対値は北部が依然として高いが、南部地域の供給不足が急速に北部の水準に収束していることを意味する。
 
実際、瑞草区(0.529%)と松坡区(0.472%)は道峰区に次いでそれぞれ2番目と3番目に高い賃貸上昇幅を記録し、供給の悪化が価格に直結する様相を見せている。南部・北部を問わず、賃貸の急騰がソウル全域に広がっている。
 
首都圏と地方の格差3倍に拡大…京畿南部まで供給圧力
 
賃貸の不安は京畿道・仁川にも広がっている。今週、京畿道の賃貸供給指数は178.0、仁川は178.6で、首都圏全体が同時に上昇した。一方、5つの広域市(165.4)との格差は3月第3週の4.2ポイントから今週は13.9ポイントに3倍以上広がった。首都圏全体が賃貸需要を吸収する構造の中で、地域間の供給不均衡が深刻化している。
 
京畿道内でも、ソウルへのアクセスが良い南部地域の上昇が目立つ。光明市は0.655%で京畿道内最高の上昇幅を記録し、軍浦(0.440%)、果川(0.423%)などが続いた。
 
物件の滞留・多住宅者への譲渡税再開の「二重圧力」…供給減少の構造化

賃貸供給不足の直接的な原因として、逆賃貸の解消後の物件回収と多住宅者への譲渡税の再開が挙げられる。2023〜2024年の賃貸価格下落期に放出された物件が価格反発後に回収され、流通量が減少した。また、5月10日に多住宅者への譲渡税が再開され、物件の滞留現象がさらに強化されたとの分析がある。売却を諦めた多住宅者が賃貸を維持したり、月賃に切り替えたりすることで、賃貸供給減少の圧力が二重に作用しているとの見方も出ている。
 
下半期の首都圏の入居物件の減少が予想される中、市場の緊張感はさらに高まっている。供給が拡大しないまま供給指数が190を突破する場合、賃貸価格の急騰が現実化する可能性があるとの分析が出ている。専門家は「現在、供給不均衡がソウル全域と首都圏の外縁まで同時に広がっている段階であり、下半期の入居物件が減少すれば、賃貸市場の不安が売買市場に移行する速度が速まる可能性がある」と述べている。




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