2026. 06. 05 (金)

政府、国際油価の構造的安定化時に石油最高価格制の解除を検討

5月7日、ソウルのあるガソリンスタンドにガソリン・軽油価格の案内文が置かれている。
5月7日、ソウルのあるガソリンスタンドにガソリン・軽油価格の案内文が置かれている。[写真=聯合ニュース]

政府は国際油価が構造的に安定する場合、石油最高価格制の解除を検討することを決定した。しかし、最近の消費者物価上昇率が3.1%に達したため、最高価格制を維持し、物価と民生に密着したサービス価格の安定に全力で対応する方針である。

政府は4日、具允哲副首相兼財政経済部長官の主宰で、政府ソウル庁舎にて生活物価特別管理関係大臣タスクフォース(TF)会議を開催し、「最近の消費者物価動向の点検及び対応策」について議論した。

政府は今後、ホルムズ海峡の通航再開により供給不安が解消されるか、国際油価が安定的に動き、急騰の可能性が低くなるなど、構造的安定化が実現する場合に最高価格制の解除を検討することにした。しかし、中東情勢の不確実性が続く間は、市場状況の変化に応じて最高価格制を機敏に運営する計画である。

政府は、昨年3月の中東戦争以降、最高価格制を実施してきた。分析によると、最高価格制がなければ、先月の消費者物価上昇率は実際の3.1%よりも0.6ポイント高い3.7%に達していたとされ、そのうち、燃料税の引き下げ効果は0.3ポイント程度と推定されている。

政府は高油価が続いているため、弱者層の負担軽減に取り組むことにした。高油価被害支援金をはじめ、支給限度を52.8%引き上げた貨物車の軽油補助金や農・漁民の免税油価連動補助金を迅速に執行する計画である。価格安定に寄与したガソリンスタンドに対しては、「良いガソリンスタンド」の追加選定と報奨などのインセンティブ提供策を検討する。

物価安定のための供給拡大策も推進する。政府は豚肉と鶏肉に対する割当関税を通じて供給量を増やし、下半期には緊急割当関税の導入も検討することにした。農水産物に対する政府・生産者団体の割引支援は最大50%まで拡大する。

また、卵の価格安定のためにアメリカ・タイ産の新鮮卵の追加輸入を推進し、メンタイ・サバ・イカ・カジキなど政府備蓄水産物8000トンを市中価格より30〜40%安く放出する計画である。夏の猛暑と豪雨に備え、農水産物の供給安定対策班を運営する。

民生密着サービス価格管理のために、夏の休暇シーズンと地域祭りの前に宿泊業者のぼったくり料金や価格談合に対する関係省庁の合同特別点検を実施する。宿泊業の自律料金申告制導入のための法改正を推進し、正当な理由のない予約キャンセル時には宿泊料金の200%を賠償する消費者保護策も整備する計画である。

さらに、データ提供量をすべて使用した後でも基本通信サービスの利用が可能な2万円台のデータ安心料金プランを発売するなど、通信費負担軽減策を推進することにした。



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