2026. 06. 05 (金)

逆転の瞬間、オセフン候補を励ましたキャンプの声

  • 静けさの中に活気が戻る

  • 各所で歓声と拍手が響く

4日、ソウル・鍾路区のオセフン国民の力ソウル市長候補の選挙キャンプで、関係者が開票放送を見守っている。写真=チャン・ムンギ記者
4日、ソウル・鍾路区のオセフン国民の力ソウル市長候補の選挙キャンプで、関係者が開票放送を見守っている。 [写真=チャン・ムンギ記者]
6月3日の地方選挙の開票放送が深夜を過ぎても続いていた4日午前6時、オセフン国民の力ソウル市長候補の選挙キャンプには静けさが漂っていた。前日から徹夜で働いていた一部のキャンプ関係者は、壁に寄りかかってうたた寝をしていた。静かな雰囲気に活気が戻り始めたのは午前7時頃であった。2万3000票から2万6000票の差が突然1万9000票台に縮まったからである。

1分も経たないうちに、開票放送の中継画面に表示された差が一度に8000票減少すると、選挙キャンプでは拍手と歓声が上がった。瞬く間に得票数の差が1万票に縮まると、支持者たちは「行こう!行こう!」と叫び、「オセフン、ファイティング!」と声を上げ始めた。

午前7時4分、得票率の差が0.1ポイントに縮まると、開票放送を見守っていた一部の関係者が席を立った。キャンプの隅でうたた寝をしていた人々も次第にテレビの前に集まり始めた。彼らは勝利を直感したかのように「勝つ!」と叫び、オ候補の名前を連呼した。一方では、オ候補が劇的な逆転勝利を収めた2010年の地方選挙を思い出し、逆転への期待感を示す者もいた。

それぞれが忙しく状況を計算していた午前7時16分、テレビ画面でオ候補とチョン・ウォンオ民主党候補の位置が入れ替わった。前日午後6時に投票が終了してから13時間16分後に、オ候補が1位に立ったのである。

一瞬、選挙キャンプは拍手と歓声で満ちた。関係者と支持者たちは「ご苦労様でした」と互いに励まし合った。高揚した雰囲気の中、一部の関係者は涙を拭う場面も見られた。わずか20分前まで静けさが漂っていた選挙キャンプに活気が戻り始めた瞬間であった。

オ候補とチョン候補の差が1万票以上に広がると、選挙キャンプは忙しくなり始めた。ユン・ヒスク、キム・ジェソプ共同選対委員長など、別の場所で開票放送を見守っていた関係者たちもテレビの前に集まった。

キャンプに集まる関係者が増えるにつれ、雰囲気は再び落ち着きを取り戻した。「有力」という文字がなかなか見えないため、緊張感が漂った。午前9時30分、チョン候補が敗北を認めると、選挙キャンプから拍手と歓声が上がったが、長くは続かなかった。相手に対する敬意から勝利の喜びを控えているようであった。

今回のソウル市長選挙は、双方にとって順調ではなかった。一部の投票所で投票用紙が不足し、有権者が投票を諦めて帰るという前代未聞の事態が発生した。投票用紙が不足した投票所は、偶然にも保守的な傾向が強いソンパ区に集中していた。このため、国民の力は参政権の侵害を主張し、強く反発した。

一方、放送3社の出口調査結果では、基準5.4ポイント、開票過程で一時10ポイント以上の差をつけられたオ候補は、結局チョン候補を辛うじて抑え、「5選ソウル市長」という金字塔を築いた。



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