2026. 06. 04 (木)

前回の選挙を上回る接戦、韓国・全北知事選で李元澤が優勢も金官永が追撃

  • 放送3社の調査で2.2%差、JTBCでは6.3%差…開票結果まで緊張感続く

写真=チャットGPT生成画像
[写真=チャットGPT生成画像]

2026年6月3日の地方選挙における全北知事選は、予想以上に激しい接戦の様相を呈している。放送3社(KBS・MBC・SBS)の共同出口調査とJTBCの予測調査は、共に民主党の李元澤候補が優勢であると予測したが、金官永候補の追撃も侮れない状況である。

放送3社の共同出口調査によると、李元澤候補は48.5%を記録し、金官永候補(46.3%)を2.2ポイント差でリードしている。差が小さいため、開票状況によっては逆転の可能性も排除できない。

JTBCの予測調査でも、李元澤候補が50.9%、金官永候補が44.6%で、李候補の優勢が示された。しかし、JTBCは全北知事選を競合地域と分類し、最終結果を予測するのは難しいと分析している。

今回の全北知事選は、選挙初期から民主党の強い地域であるため大きな関心を集めていなかったが、選挙の終盤に差し掛かるにつれ、予想外の接戦となり全国的な注目を浴びている。

特に民主党の地盤とされる全北では、現職のプレミアムや組織力、地域発展論が対立し、有権者の選択が分散していると分析されている。

放送3社とJTBCの調査結果を比較すると、共に李元澤候補の優勢を予測しているが、その優勢幅には違いがある。放送3社は事実上、誤差範囲内の接戦と評価し、JTBCはやや差が広がったと分析している。

政治界では、今回の全北知事選が単なる広域団体長選挙を超え、全北の政治地形の変化のバロメーターになる可能性があると見ている。民主党の伝統的な支持基盤が依然として堅固であるのか、地域内の政治構図が多様化しているのかを確認する試金石であるという。

全国的には、民主党がソウル、京畿、仁川、さらには釜山・蔚山・慶南でも優勢を示し、圧勝の流れを見せているが、全北だけは予想以上に激しい勝負が繰り広げられている点も注目される。

実際、放送3社の出口調査では、ソウルでは正元五候補がオ・セフン候補を5.4ポイント差でリードし、京畿では秋美愛候補が26.3ポイント差、仁川では朴贊大候補が8.2ポイント差で優勢を記録した。一方、全北では2.2ポイント差にとどまっている。

開票が始まる中、注目は全州、益山、群山などの主要都市圏と農村地域の票心に集まっている。都市圏の投票傾向と農村地域の票心がどのように現れるかによって、最終的な勝敗が決まる可能性が高い。

現時点での出口調査だけを見ると、李元澤候補の当選可能性がやや高いように見える。しかし、両候補間の差が小さく、調査機関ごとの数値差も存在するため、全北知事選は開票の終盤まで緊張感が続く見込みである。

全北の次期知事が誰になるかは、最終的には実際の投票箱が開かれる瞬間に決定されるであろう。




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