2026. 06. 04 (木)

民主党が全国で圧勝の見通し…ソウル・釜山奪還、TKも接戦

  • 放送3社の出口調査、17の広域団体長のうち14か所で優位…国民の力は慶尚北道のみ優位

民主党の鄭清来総括常任選挙対策委員長とハン・ビョンド共同常任選対委員長、イ・シジョン共同常任選対委員長が3日、国会議員会館に設けられた第9回全国同時地方選挙・国会議員再・補欠選挙の開票状況室で出口調査結果を見て歓声を上げている。写真=聯合ニュース
民主党の鄭清来総括常任選挙対策委員長とハン・ビョンド共同常任選対委員長、イ・シジョン共同常任選対委員長が3日、国会議員会館に設けられた第9回全国同時地方選挙・国会議員再・補欠選挙の開票状況室で出口調査結果を見て歓声を上げている。 [写真=聯合ニュース]

6月3日の地方選挙において、放送3社(KBS・MBC・SBS)の共同出口調査の結果、民主党が全国のほとんどの地域で優位を示し、圧勝する見通しとなった。国民の力は、核心支持基盤である慶尚南道でも苦戦していることが明らかになり、選挙地図に大きな変化が予告された。

出口調査の結果、民主党はソウルや京畿、仁川など首都圏はもちろん、釜山、蔚山、慶尚南道でも優位を示し、全国17の広域団体長のうち14か所で先行していることが分かった。国民の力が優位な地域は慶尚北道のみで、大邱は事実上の接戦となっている。

最大の勝負所であるソウル市長選挙では、民主党の鄭元午候補が51.4%を記録し、国民の力のオ・セフン候補(46.0%)を5.4ポイント差で上回った。オ・セフン候補の3選挑戦が挫折する可能性が高まった。

京畿道知事選挙では、民主党の秋美愛候補が60.4%を獲得し、梁香子候補(34.1%)を大きく引き離した。仁川市長選挙でも、朴燦大候補が53.7%で、兪正福候補(45.5%)を退け、首都圏全域で民主党の強さが確認された。

今回の選挙で最大の異変とされる地域は釜山である。民主党の全在秀候補が50.2%を記録し、朴亨俊候補(48.3%)を上回る結果となった。蔚山でも金相旭候補が52.8%で、金斗謙候補(43.2%)を上回り、慶尚南道では金慶洙候補が54.3%を記録し、朴完洙候補(45.7%)を退けた。

慶尚地域の保守陣営の最後の砦とされる大邱では、超接戦が繰り広げられた。国民の力の秋慶鎬候補が49.9%、民主党の金富謙候補が49.1%を記録し、事実上の誤差範囲内での接戦となった。一方、慶尚北道では李哲雨候補が69.7%を獲得し、呉重基候補(30.3%)を大きく上回り、国民の力の優位が予想された。

忠清地域でも民主党の強さが際立った。大田市長選挙では、許泰正候補が55.9%、世宗市長選挙では、趙相浩候補が64.3%を記録した。忠南知事選挙では、朴秀賢候補が52.1%で、金泰欽候補(47.9%)をわずかに上回り、忠北知事選挙でも、信用漢候補が56.2%を獲得し、金英煥候補(43.8%)を退けた。

湖南では、民主党の優位が圧倒的に現れた。光州市長選挙では、閔亨培候補が78.6%を記録し、全北知事選挙では、李元澤候補が48.5%で、金官永候補(46.3%)をわずかに上回った。全南知事選挙の結果は発表されていないが、民主党の強さの流れが続くと予想される。

江原道では、禹相虎候補が51.3%で、金鎮泰候補(48.7%)を上回り、済州では、魏星根候補が62.2%を獲得し、文成裕候補(34.9%)を大きく退けた。

国会議員再補欠選挙でも接戦が続いた。京畿道平沢では、趙国候補が31.1%、ユ・イドン候補が30.6%、金容南候補が30.3%で、3候補が誤差範囲内の超接戦を繰り広げていることが調査された。釜山北区甲でも、ハ・ジョンウ候補が42.6%、ハン・ドンフン候補が41.6%を記録し、1ポイント差の接戦を見せた。

今回の出口調査結果が実際の開票結果に繋がる場合、民主党は李在明政権発足以来初の全国単位の選挙で圧倒的な勝利を収め、国政運営の動力を確保することになる。一方、国民の力は伝統的な支持基盤である慶尚地域の一部でも揺らぎ、指導体制の改編や党の革新要求に直面する可能性が高まった。

ただし、大邱市長選挙や京畿道平沢、釜山北区甲など一部地域では、差が非常に小さいため、実際の開票結果によって勝敗が変わる可能性も残されている。



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