2026. 05. 03 (日)

アフリカ・南米での中国と台湾の外交対立

  • 台湾総統訪問直前のアフリカ国家領空拒否事件

頼清徳台湾総統(左)が2日現地時間、ムスワティ3世エスワティニ国王と会い、贈り物を交換している。[写真=エスワティニ政府フェイスブック]
頼清徳台湾総統(左)が2日現地時間、ムスワティ3世エスワティニ国王と会い、贈り物を交換している。[写真=エスワティニ政府フェイスブック]

最近、アフリカと南米で台湾と中国が外交の場で対立している。中国は「一つの中国」原則を掲げ、台湾の国交国を奪おうとしているが、台湾は経済支援を約束して関係を維持している。


2日、頼清徳台湾総統はアフリカ南東部の小国エスワティニに到着した。エスワティニは2018年にブルキナファソが台湾と断交し、中国と国交を結んだ後、台湾の唯一の国交国として残っている。エスワティニ王室と台湾の関係は深く、ムスワティ3世国王の息子であるブルレベンコシ・ドラミニ王子は台湾の大学で学んだ。


今回の訪問は、ムスワティ3世の即位40周年と58歳の誕生日を記念して計画されたが、セーシェル、モーリシャス、マダガスカルが領空通過を拒否し、訪問が一時中止された。台湾政府はドイツとチェコに緊急着陸を求めたが拒否された。


エスワティニ側は、頼総統のためにレッドカーペットを敷き、ラッセル・ムミソ・ドラミニ首相が迎えた。頼総統は「台湾は主権国家であり、世界の一部である」と強調した。


一方、中国はこれを「卑劣な行動」と非難し、エスワティニを除くアフリカ諸国に関税免除を実施した。台湾はエスワティニに石油貯蔵施設と産業団地プロジェクトを進めている。中国の関税免除除外に対し、台湾外交部の陳明啓次官は「エスワティニ経済をどう支援するかを示す」と述べた。


台湾の唯一の南米国交国であるパラグアイでも、中国と台湾の対立が続いている。両国は1957年から反共を掲げて関係を築いてきた。パラグアイは中南米で最も反中の傾向が強く、米国のトランプ政権からも評価された。台湾はパラグアイに多くの支援を行っており、中国は圧力をかけているが、台湾はさらに資金援助を行っている。


現在、台湾の国交国はバチカン市国やハイチなど12カ国である。





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