SKC、CESで二次電池・半導体・エコ素材技術の披露

[写真=SKC]
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SKCは来月9~12日(現地時間)、米ラスベガスで開かれる世界最大の産業博覧会「CES(Consumer Electronics Show)2024」で、二次電池と半導体、エコ分野の素材技術を披露すると27日、明らかにした。

SKCは今回のCES 2024で、SKグループの系列会社が共同で運営する展示館「SKワンダーランド(SK Wonderland)」随所で、主力製品と技術を紹介する。 SKワンダーランドは気候危機がなくなった「ネットゼロ(Net zero)世界」で感じられる幸せをテーマパーク形式で体験できるようにした展示館だ。

SKCの製品と技術は展示館に入る時から確認できる。 SKワンダーランドに入場する際に受け取るガイドマップは一般紙ではなく、SKCの「生分解LIMEX」素材で作られた。

生分解LIMEXは「腐るプラスチック」素材であるPBATと自然に無害な石灰石基盤のLIMEXを結合して作ったエコ新素材だ。 SKCは2021年、LIMEX技術を保有している日本のTBMと合弁会社のSK TBMジオストーンを設立した後、本格的な生分解LIMEX素材の商業化を準備している。

「ロボットアーム」にぶら下がった自動車が踊るように画面の前で動き、SKグループのエコ電気自動車技術を紹介する「ダンシングカー(Dancing Car)」区域では、二次電池の核心素材である銅箔、電気自動車の充電時間を大幅に減らすことができるシリコン陰極材が紹介される。

SKCは10月、SKネクシリスのマレーシア・コタキナバル新工場の初出荷を進め、銅箔事業の本格的なグローバル拡張を始める一方、来年初めに高品質シリコン陰極材の試験生産に突入する。

また、「人工知能フォーチュンテラー(AI Fortune Teller)」区域では、高性能コンピューティング用半導体ガラス基板に関する情報を得ることができる。 半導体パッケージの性能を改善するガラス基板は今回のCES 2024でも大規模データを処理するAIサーバーの速度を引き上げるソリューションとして紹介される。

SKCは2019年から5回連続(2021年は未開催)CESに参加し、ビジネスモデル(BM)革新の方向性と新技術をグローバル市場に紹介している。 初参加の2019年にはフィルム事業を中心に展示を行った。 以後、銅箔、ガラス基板、生分解素材などでBM革新の方向によって展示内容も変化してきた。
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