現代ウィアが2026年1月に開かれる世界最大の技術展示会で、人工知能熱管理システムと電気自動車、ロボット部品など、未来モビリティ技術を大挙公開する。
現代ウィアは来年1月6日~9日に米国ラスベガスコンベンションセンターで開かれるCES 2026に参加すると明らかにした。 CESに初めて参加する現代ウィアは「連結の旅路」をテーマに、自動車でこれまで見られなかった全く新しい自動車熱管理システムと駆動部品を披露する。 特に、各製品が未来モビリティでどのように作動するのか、観覧客が直接体験できるように披露する予定だ。
まず、未来型自動車空調システムである「分散配置型HVAC」を初めて公開する。 このシステムは人工知能(AI)を活用してすべての搭乗者に最適化した温度の空気を提供するのが特徴だ。 搭乗客の体温、外部環境、使用者データを分析し、独立した空調制御を行う方式だ。
未来の熱管理技術を直接体験できるようにした「熱管理体験型車両」も披露する。 観覧客が車の中に入ってきた時に体温を認識し、個人別に最適化したエアコンを経験できるように構成した。 現代ウィアはこの体験車両で、「輻射熱」を利用し、韓国のオンドルと似た感じを与える新しい車両暖房システムを具現した。
現代ウィアは今回のCESで、自動車のステアリングに変化を与える次世代駆動部品も大挙披露する。 代表的に現代ウィアが世界で初めて開発した「デュアル等速ジョイント(Dual C.V.Joint)」は、自動車の駆動力を車輪まで伝達する等速ジョイント2つを直列に連結し、最大操向角を大きく拡張したのが特徴だ。
現代ウィアは自動車が屈曲したところを曲がる時に傾きを最小化する「アクティブロールスタビライザー(ARS)」も公開する。 ロボティクス技術である「直列-弾性アクチュエータ(SEA)」を自動車制御に初めて適用した製品である。 現代ウィアはこのSEAを利用して路面の微細な変化と振動を感知し、より精密な自動車制御を可能に開発した。
現代ウィアは電気自動車の駆動軸と車輪を必要に応じて分離する「ホイールディスコネクトシステム(WDS)」も展示する。 電気自動車が走行する際、不要なエネルギーの浪費を減らし、電費を最大化し、その分走行距離を増やしてくれる部品だ。 特に、トルクをより精密に分配できるようにし、騒音と振動も最小化した。
現代ウィアはCESを通じてグローバル顧客とのネットワーキング強化にも乗り出す。 このため、ブースには「ネットワーキングゾーン」が設けた。 また、CESでグローバル人材採用のための別途のプログラムも進行する。 米国有数の工科大学に在学中の人材を迎え入れ、次世代モビリティ部品やロボットの研究をさらに強化するためだ。
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