OCIホールディングス、第3四半期の営業損失533億ウォン…「データセンター事業推進」

[写真=OCIホールディングス]
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OCIホールディングスは第3四半期の連結基準で、売上8451億ウォン、営業損失533億ウォンを記録したと11日、公示した。 売上は前年同期比7%減少し、営業損益は前年同期比赤字転換した。 当期純損失は734億ウォンで、赤字幅が拡大した。

OCIホールディングスはAI(人工知能)時代に歩調を合わせ、半導体素材、エネルギー発電、データ産業など高成長・高付加価値分野に集中投資し、実績改善に速度を上げるという戦略だ。

現在、事業会社のOCI株式会社は半導体8大工程のうち、5つの工程(ポリシリコン、リン酸、過酸化水素、半導体前駆体、フュームドシリカ)に製品と原料を供給している。 ウェハーのエッチング工程に使われるリン酸の受注物量の拡大により、年産2万5000トンから3万トン規模に生産能力を拡大するなど、半導体素材の力量を強化していく計画だ。

この他にもOCIテラサスは日本の徳山との合弁法人「OTSM(OCI Tokuyama Semiconductor Materials)」を通じ、2029年から年間8000トン規模の11-Nine級(99.99999999%)超高純度半導体用ポリシリコンをグローバル顧客社に供給する予定だ。

OCIエナジーは、30余りの太陽光プロジェクトの計6.6GW(太陽光3.5GW、ESS3.2GW)規模のパイプラインを通じ、米テキサスに集中している少なくとも1GW級の大規模AIデータセンターの電力需要急増に対応する予定だ。

未来の新成長エンジンとして電力インフラ中心のデータセンター開発事業も推進する。 OCIホールディングスは2011年から北米太陽光およびエネルギー貯蔵装置(ESS)プロジェクト開発事業をしているOCIエナジーとOCI遊休敷地活用を通じて迅速な開発に乗り出すという戦略だ。

OCIホールディングスのイ・ウヒョン会長は“対中貿易規制強化により、米国向け太陽光供給網が再編されている状況”とし、“このような変化の中で、マレーシア、ベトナムなど東南アジア生産拠点を基盤に原価競争力を確保し、販路を先取りするなど持続可能な成長基盤を強化していく”と述べた。
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