
最大野党「国民の力」は、韓国の20代の大学生がカンボジアで拷問の末に殺害された事件について、「実用外交を自任する李在明(イ・ジェミョン)政府の外交無能であり外交失敗」と非難した。特に、遺体の送還遅延など地元政府と協力ができていないとし、「政府が手をこまねいている」と述べた。
「李在明(イ・ジェミョン)政権の無能外交国格失格対応特別委員会」は10日午後、声明を通じて、「政府は事件発生後2ヵ月が経ったが、まだ遺体さえ故国に送還できずにいる」とし、「外交当局は現地政府との協力さえまともに実現できていない。李在明政府の外交失敗だ」と強く批判した。さらに、国会でカンボジアが国際的な犯罪組織の温床になった点を何度も指摘したことがあるとし、「しかし政府は何の対策もなく手をこまねいている」と強調した。
特委は、カンボジアで韓国国民の行方不明または拉致申告と逮捕された韓国人数が急増したことに触れ、「彼らはきちんとした領事助力を受けられない状況だ。さらに大きな問題は、危機対応の最前線にあるべき駐カンボジア大使が空席だ」と説明した。続けて「米国ジョージア拘禁事態も現場を総括する駐アトランタ総領事は空席であり、駐米大使もいなかった」として「現地政府と直接協議し迅速に対応しなければならない大使がいない状況でどのように国民の生命を守るということか」と付け加えた。
さらに「政府と与党が国内政争だけに没頭する間、在外空間が空いている状況は外交非常事態」とし、「李大統領が大統領選当時に宣言した在外国民保護網の構築は、国民を欺瞞した空虚な叫びになった」と主張した。
一方、特委は政府に△遺体の早急な送還のための外交的手段の総動員、△領事助力体系の全面改編、△公館長人事の早期完了などを要求した。
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* この記事は、亜洲経済韓国語記事をAIが翻訳して提供しています。
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