![[写真=SKイノベーション]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/17/20250917164704472289.jpg)
SKイノベーションが独自開発した廃バッテリーリサイクル技術(BMR)ライセンシングを通じ、グローバルバッテリーリサイクル市場に本格的に進出する。 SKイノベーションは、米KBR社との潜在的な協力に関する了解覚書(MOU)の締結を基に、急成長するグローバルバッテリーリサイクル市場で差別化された競争力を確保していく計画だ。
SKイノベーションは16日、ポルトガルで開かれた世界最大規模のリチウム・バッテリー原材料カンファレンス「ファストマーケットカンファレンス」で、世界的なエンジニアリング企業であるKBRとBMRライセンシングのための業務協約(MOU)を締結したと17日、明らかにした。
今回の協約を通じ、KBRがSKイノベーションのBMR技術と自社の高純度結晶化技術(PureLi®)を結合してグローバル市場に販売し、SKイノベーションはこれによるロイヤルティ収益を創出する計画だ。
KBRは約3万4000人の役職員と80カ国余りのグローバルネットワークを保有する世界的な企業だ。 エネルギー、石油化学、国防、産業、インフラなど様々な分野で先端技術とエンジニアリングソリューションを提供している。
SKイノベーションは2017年から精油・石油化学分野で蓄積した技術を融合させ、既存のリチウム回収技術の限界を克服した差別化されたバッテリーリサイクル技術を開発してきた。
その結果、2021年に環境科学技術院に年間電気自動車約800台分の廃バッテリーから水酸化リチウムを直接回収できる商業化実証設備を構築した。 また、純度の高いリチウム確保のための最適の技術研究を通じ、国内外で100件以上の特許を出願し、技術力を立証された。
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