![[写真=HD現代]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/05/20250905151627191381.png)
チョン·ギソン首席副会長をはじめとするHD現代の経営陣が主要事業場を見て回り、「安全最優先」経営を誓った。
HD現代は4日、全系列会社が一斉に現場安全点検を実施したと明らかにした。 安全点検は各社の代表主管で行われた。
チョン·ギソンHD現代首席副会長は全羅南道霊岩(ヨンアム)にあるHD現代三湖造船所の現場を訪れ、キム·ジェウルHD現代三湖社長とともに、主要設備やハイリスク作業現場を直接視察した。 続いてHD現代三湖事業場の安全管理実務を担当している安全チーム長らに会って懇談会を開いた。
この日、チョン·ギソン首席副会長は“安全は何とも代えられない価値”とし、“会社はどんな状況でも役職員の生命を最優先に置く”と強調した。
続けて“リーダーの決定と行動が安全文化の確立に大きな影響を及ぼす”とし、“全事業場で重大災害を「ゼロ」にするまで現場中心の経営を継続してほしい”と経営陣に頼んだ。
HD現代は「みんなのための安全」を核心価値の一つとし、安全経営を強化してきた。 今後、HD現代は造船部門に2030年までの5年間、約3兆5000億ウォン規模の安全予算を投入する予定だ。 この予算は先進安全システムを構築し、安全施設物と設備を整備・拡充するのに使われる。 また、役職員の安全認識改善、協力会社の安全支援活動などにも十分な予算を配分し、全社的な安全水準を引き上げるという計画だ。
同時にHD現代は8月、HD現代重工業に全面導入した安全保健経営体系「ザ・セーフケア(The Safe Care)」を全系列会社に拡大適用することにした。 この制度の核心は9種類の「絶対不可事故」関連安全規則に違反する場合、実際の事故発生有無と関係なく、重大災害に準ずる措置が直ちになされることにある。
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