![[写真=ポスコ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/05/20250805101656831468.jpg)
ポスコがオーストラリア・日本・インドの鉄鋼会社とコンソーシアムを構成し、オーストラリアのワイアラ製鉄所の買収に乗り出す。
4日、業界によると、ポスコ、オーストラリアのブルースコープ・スチール、日本製鉄、インドのJSWグループの4社は最近、コンソーシアムを構成し、南オーストラリア州政府にワイアラ製鉄所の資産買収に関する法的拘束力のない予備的意向書を提出した。
ブルースコープはホームページに載せた声明を通じ、“コンソーシアムがワイアラ製鉄所を今後、オーストラリアおよび海外に低炭素鉄製品を供給する有望な事業場と見ている”と明らかにした。
ブルースコープはコンソーシアムが次の売却手続きに入ることになれば、共同実態調査を経た後、政府支援金問題と関連して南オーストラリア州政府や連邦政府と協議を進めることになると説明した。
ただ、ブルースコープはコンソーシアムに参加した会社が今後、ワイアラ製鉄所の買収提案を必ずしなければならない義務を負ったわけではないと付け加えた。
1941年に稼動が始まったワイアラ製鉄所は年間120万トン水準の棒形鋼能力を備えているが、現在、経営失敗でオーストラリア州政府が管理し、新しい主人を探している。
ポスコをはじめとするコンソーシアム参加社は再生エネルギー資源が豊富なオーストラリアで低炭素鉄鋼供給網を確保する次元で、ワイアラ製鉄所の買収に関心を表明したという。
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