![[写真=LG化学]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/07/20250507141916953990.jpg)
LG化学とポスコホールディングスが炭素中立実現のための協力を本格化する。
両社は7日、科学技術情報通信省主管の二酸化炭素捕集・活用超大型事業(CCUメガプロジェクト)事業の一環として、化学、鉄鋼産業連係のCCU技術実証事業を進行すると明らかにした。
CCUコンソーシアムは浦項(ポハン)製鉄所を実証敷地として提案し、昨年10月に科学技術情報通信省の最終承認を受けており、2025年に予備妥当性検討を経て、2026年の実証事業開始を目標にしている。
鉄鋼産業CCUコンソーシアムは、浦項製鉄所の製鉄工程で発生した副生ガスから二酸化炭素を捕集し、これを活用して合成ガス(一酸化炭素+水素)を生産する技術を実証する。 このように生産した合成ガスは、持続可能な航空油など化学製品の原料として外部販売したり、製鉄工程で再び投入して溶銑を作るための鉄鉱石の還元剤として活用することで、効率的な資源循環体系を構築することができる。
このため、ポスコホールディングスは未来技術研究院を中心にポスコ、浦項産業科学研究院(RIST)、ポステックと協力し、製鉄所敷地および副生ガスを提供し、二酸化炭素の捕集およびメタノール合成など製鉄工程炭素低減技術開発に参加する。
LG化学は二酸化炭素とメタンを一酸化炭素および水素に転換するメタン乾式改質(DRM)技術実証を担当する。 LG化学は2023年、忠清南道大山(テサン)に1000トン規模のDRMパイロット工場を構築し、独自の技術で開発された工程と触媒技術を検証・運営している。
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