![[写真=SKC]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/30/20250730170759622585.jpg)
SKCは30日、今年第2四半期の売上高4673億ウォン、営業損失702億ウォンを記録したと公示した。 前年同期比売上高は3.1%増加したが、営業損失幅は13.8%拡大した。
SKCは2022年第4四半期から現在まで11四半期連続の赤字を記録している。 主力の化学事業の業績が業況不況で悪化したうえ、電気自動車キャズム(Chasm・一時的な需要停滞現象)で前方産業が鈍化したことによる影響だ。
事業部門別に見ると、二次電池素材事業は売上1273億ウォン、営業損失381億ウォンを記録した。 前四半期対比売上が29%増えた。 主要顧客会社の北米工場稼動本格化で、前四半期対比北米市場の販売量が44%増加した結果だ。
半導体素材事業は売上606億ウォン、営業利益144億ウォンで、前四半期対比それぞれ37%、112%ほど増加した。 主要顧客会社の研究開発(R&D)、量産日程の再開による非メモリー分野の需要増加の影響で、営業利益率も30%水準に上昇した。 化学事業は前方需要不振と関税影響で売上が減少したが、原料価格下落で営業損失を小幅に減らした。
SKCは下半期にも半導体素材事業で安定的な収益基盤を固め、二次電池部門の収益性を持続的に強化していく計画だ。
SKC関係者は“不確実な市場環境の中でもより柔軟な戦略で対応していく”とし、“下半期にも主力事業の競争力強化と共に、新事業加速化のための戦略的投資などを適期に推進する”と述べた。
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