![[写真=サムスン物産]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/30/20250730165849502431.jpg)
サムスン物産の建設部門(以下、サムスン物産)がアラブ首長国連邦(UAE)のバラカ原発建設を共にしたUAE原子力公社(ENEC)とグローバル原子力市場の先導のために協力する。
サムスン物産はUAE原子力公社とグローバル原子力発電関連の開発と投資を推進するための業務協約(MOU)を締結したと30日、明らかにした。
両社は今回の協約を契機に、サムスン物産の原発・インフラ分野の豊富な事業遂行経験とUAE原子力公社の原発リーダーシップを土台に、グローバル原子力市場を先導するという計画だ。
業務協約には△グローバル市場新規原発建設、再稼動、既存敷地の買収合併(M&A)など原発プロジェクト協力 △グローバル市場小型モジュール型原子炉(SMR)事業投資と開発協力 △韓国を含む全世界市場の原子力基盤水素生産事業協力 △原子力サービス、装備業者投資などの内容が含まれた。
UAE原子力公社は“原子力エネルギーは急増するグローバル電力需要を満たす大規模電気を供給する中心になるだろう”とし、“今回の協力を通じ、新しい原発の配置・投資・革新のためのグローバル協力努力を拡大し、長期的な経済成長を追求する国々に実質的な影響を及ぼすプロジェクトを推進する”と明らかにした。
サムスン物産関係者は“安定的なエネルギー供給のためには原発の役割が必須”とし、“両社の大型原発・SMR分野で蓄積された技術力とネットワークを土台に、相互協力を通じて革新的なシナジーを創出することを期待する”と述べた。
一方、サムスン物産は今年4月、ルーマニア原発1号機の設備改善プロジェクトを受注し、ルーマニアSMR事業基本設計(FEED)を米国のNuScale, Fluor, Sargent & Lundyと共同で進めている。 また、スウェーデンとエストニアでもSMR事業の拡張に乗り出すなど、大型原発とSMRプロジェクトで具体的な成果を見せている。
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