![[写真=サムスン物産]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/17/20250917175518569769.jpg)
サムスン物産・建設部門がカタール最大規模の太陽光発電プロジェクトを受注した。
サムスン物産はカタール国営エネルギー会社であるカタールエネルギーが発注した総発電容量2000メガワット(MW)規模の太陽光発電プロジェクトに対する落札通知書を受け取り、署名行事を行ったと明らかにした。
カタールの首都ドーハから西に80km離れたドゥカーン地域に建設される今回のプロジェクトは、発電容量だけで2000メガワットのカタール最大太陽光発電で、韓国建設企業が施工する太陽光発電事業の中で歴代最大容量だ。 EPC(設計・調達・施工)金額だけで約1兆4600億ウォン規模だ。
プロジェクトが進められる敷地だけで27㎢で、ソウル汝矣島(ヨイド)の面積(2.9㎢)の9倍に達する上、使用されるパネルだけで274万枚に達する。 2030年に竣工すれば、世界最高水準のカタールの1人当たりの電力使用量を考慮しても、75万世帯に電力を供給できる規模だ。
サムスン物産は太陽光発電の設計から施工まで全過程を単独で遂行する予定で、太陽追跡式トラッカーを適用して発電量を最大化し、中東砂漠の高温環境でも問題なく作動できるインバータを設置して発電効率を高める計画だ。
ドゥカーン太陽光発電は新再生を中心にエネルギー転換を加速化する「カタール国家ビジョン2030」を実現する核心プロジェクトで、昨年プロジェクト計画公開後、今年初めから入札を進めてきた。 サムスン物産は既存の太陽光プロジェクトを成功的に遂行した信頼を土台に最適の提案をし、契約に成功した。 サムスン物産はカタールのラスラパンとメサイード地域で、計875MWの発電容量の太陽光発電を行ったことがある。 今回のプロジェクトまで合わせれば、カタール全体の太陽光発電容量の約80%をサムスン物産単独で遂行することになる。
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