![[写真=HD現代]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/23/20250723143348704824.png)
HD現代のチョン·ギソン首席副会長が米国造船パートナー社代表団を直接迎え、韓米共同船舶建造プロジェクトに速度を上げている。 デジタル造船所技術と生産力量を共有し、「グローバル船舶同盟」の構築に乗り出した姿だ。
HD現代は米国造船パートナー社「Edison Chouest Offshore(ECO)」代表団が22日から2日間訪韓し、両社間のコンテナ運搬船共同建造のための細部協力方案を議論したと23日、明らかにした。
HD現代のチョン·ギソン首席副会長は、ECOのDino Chouest代表に会って、中型級コンテナ船の共同建造をはじめ、今後、様々な事業機会を一緒に発掘しようということで意見が一致した。 彼は“HD現代は米国の造船業再建を支持する”とし、“現地で進行される共同建造は韓米造船協力の立派な先例になるだろう”と強調した。
代表団は2日間、HD現代のグローバルR&Dセンターと蔚山(ウルサン)造船所(HD現代重工業・HD現代尾浦造船)を順に見て回り、世界1位の造船会社の技術力と生産能力を直接確認した。 デジタル管制システムと自動化ソリューション、ロボット溶接技術などを現場試演で確認し、米国現地生産に適用できる技術協力方案も集中議論した。
ECOのエンジニア10人あまりは約1週間韓国に滞在し、HD現代造船所で先進工法を身につけ、両社間の技術交流ワークショップにも参加する予定だ。 HD現代側は“現地インフラ拡充と生産力量強化が米国内の造船協力拡大の核心”とし、“現場教育と技術移転はそのための基盤”と説明した。
ECOは米国内に5つの商船建造ヤードを保有した中堅造船グループ会社で、海洋支援船(OSV)300隻余りを直接建造・運営中だ。 特に、OSV分野では世界的な競争力を備えた企業として挙げられる。
両社は先月、戦略的・包括的パートナーシップ(MOU)を結び、2028年までに米国ECO造船所で中型級コンテナ船を共同で建造することにした。 今回の訪韓はその履行の第一歩で、韓米造船産業協力の具体的な実行ロードマップを組む場だった。
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