![[写真=サムスン電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/15/20250515150553182027.jpg)
欧州最大の空調機器メーカーであるFlaktGroup社を買収したサムスン電子が、中東冷暖房空調(HVAC)市場の攻略強化に乗り出す。
15日、サムスン電子は今月8日から10日まで中国の蘇州と上海で「2025サムスン中東エアソリューションデー」を開催したと明らかにした。
エアソリューションデーは毎年、海外主要空調専門取引先とコンサルタントを対象に市場トレンドと業界現況を共有し、サムスンだけの差別化された空調ソリューションを提案するセミナー形態の行事だ。
今回の行事は、サムスン電子エアコンの主要生産拠点であり、多様な空調製品の設備インフラを備えている中国蘇州と上海で行われた。 トルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)など8カ国・40人余りの空調専門人材が参加した。
参加者たちはセミナー以後、サムスン電子のエアコン工場とサムスン電子空調製品が設置された最高級住商複合センターである「東方之門」と「蘇州国際金融センター」など、蘇州・上海市内の主要プロジェクト現場を訪問した。 また、企業間取引(B2B)対象ソリューションである「スマートシングスプロ」と「ビルモノのインターネット(b.IoT)」などを体験した。
サムスン電子は最近、中東地域で大規模住宅団地、総合医療センター、高級リゾートなど大規模施設を中心にB2B受注を活発に続けている。 さらに最近、中央空調専門会社であるドイツのFlaktGroupを買収するなど、空調事業に力を入れている。
高効率ヒートポンプ製品基盤で、遠隔メンテナンス、統合エネルギー管理、自動化運営などを統合支援するスマートソリューションを通じ、中東の家庭用・商業用市場を全て攻略するという戦略だ。
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