![[写真=斗山エナビリティ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/29/20250429145430556698.jpg)
斗山エナビリティはサウジアラビアの国営電力会社であるMarafiqと1300億ウォン規模のヤンブー(Yanbu)2発電所の燃料転換工事契約を締結したと29日、明らかにした。
今回のプロジェクトは、既存の石油発電所をガス発電所に転換するもので、斗山エナビリティは2028年までに燃焼器、分散制御システム(Distributed Control System)などの主要機器を供給し、試運転を行う予定だ。 燃料転換が完了すれば、ヤンブー2発電所は既存の発電容量は維持しながら、炭素排出は以前より約25%削減されるものと予想される。
ヤンブー2発電所は、サウジアラビアのジェッダ(Jiddah)の北方約350キロ離れたヤンブー産業団地に位置している。 産業団地内の電力供給のため、2013年に1375MW規模で竣工した。 斗山エナビリティは当時、ボイラーやスチームタービンなどの主機器の供給会社として参加したことがある。
斗山エナビリティのソン·スンウパワーサービスBG長は“発電所燃料転換は既存設備を最大限活用し、発電所運営停止期間も最小化することができ、経済的な低炭素発電ソリューションとして注目されている”とし、“発注先がヤンブー産業団地に安定的に電力を供給できるよう、日程と品質遵守に最善を尽くす”と述べた。
一方、サウジアラビアは2027年までに毎年約1.4GW規模の燃料転換プロジェクトが発注されるものと予想されている。 斗山エナビリティは今回のサウジアラビアプロジェクトのほか、チリやベトナムなど、さまざまな国で燃料転換事業を継続的に行っている。 これにより、グローバルエコエネルギー市場での競争力をさらに強化している。
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