起亜 "2030年に419万台販売・5年間で42兆ウォン投資…エコカーやピックアップトラックで新成長動力確保"

[写真=起亜]
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起亜が2030年の年間販売台数を2024年(309万台)より35.6%増の419万台に調整した。 電気自動車などエコカーと目的基盤車両(PBV)のラインナップをさらに拡大し、ピックアップトラックなど新規車種の進出も本格化し、新成長動力にするという目標だ。

起亜は9日に開かれた「2025CEOインベスターデー」で、このように明らかにした。 昨年308万9457台を販売した起亜は今年322万台と販売目標を増やし、その後、2027年375万台、2030年419万台のロードマップを提示した。 これにより、グローバル市場シェア4.5%を達成すると発表した。

これは起亜が昨年のインベスターデーで2030年の販売目標を430万台と公表したのと比べると、小幅減少した数値だ。 これについて会社側は「中国での販売目標の現実化を受け、目標値を小幅に減らした」と説明した。 ただ、依然として現在比30%以上の販売台数を引き上げるという点で、地道なグローバルシェアの拡大に重点を置いたものと見られる。

起亜が提示した中長期成長キーワードの第一は、電気自動車などのエコカーが挙げられた。 昨年、計20万1000台の電気自動車を販売した起亜は今年これを32万4000台に増やし、2030年には125万9000台まで拡大する。 さらに、ハイブリッド車まで含め、エコカーの販売台数を今年の計56万8000台から2025年89万7000台、2030年233万3000台まで順次増やす方針だ。 特に、現在よりエコカーの車種を大幅に増やし、電気自動車15種、ハイブリッド10種に構成する方針だ。 一方、内燃機関車(ICE)は現在の17種から7種に持続的に削減する。

起亜関係者は“2026年に発売予定のEV2まで大衆化電気自動車モデルを活用して電気自動車時代を先導し、キャズムを克服する”とし、“内燃機関の場合、新興市場への対応のために継続的に運営しながら、ハイブリッドモデルはセルトスからテルライドまで拡大し、様々な需要を吸収する”と述べた。 電気自動車と共に、ハイブリッド車の販売を共に増やすと明らかにしたことが目立つ。

PBV発売の本格化とピックアップラインナップの拡大も販売台数の増大に影響を与えかねない要素だ。 起亜は7月、PV5を皮切りに、PBVの発売に乗り出す。 その後、2027年にPV7、2029年にPV9を発売し、2030年に計25万台のPBVをグローバル市場で販売する計画だ。 モデル別ではPV5を13万5000台、PV7とPV9は計11万5000台の販売目標を立てた。

ピックアップ市場攻略は今年初め、初のピックアップ車両である「タスマン」の発売で本格化する。 韓国をはじめ、オーストラリアなどにタスマンを発売し、年平均8万台程度を販売する方針だ。 ピックアップの最大市場とされる北米の場合、タスマンとは別に新規電気自動車プラットフォームに基づいた中型電動化ピックアップを発売し、中長期的に年9万台の販売台数を目標に立てた。

このように電気自動車とPBV、ピックアップを中長期成長動力の核心軸として打ち出した中、起亜は2030年までに北米市場での販売台数を111万台、欧州は77万台まで増やす方針だ。 韓国の場合、年間58万台の販売を通じ、市場シェア36.3%を達成すると明らかにした。

起亜はこのような中長期目標達成の核心目標として、△ハイブリッド販売の拡大と原価削減などを通じた収益性強化 △次世代バッテリー戦略と電気自動車販売の拡大、原価改善などを通じた電気自動車の収益性向上 △ソフトウェア中心車両(SD)V事業モデル転換による新しい付加価値創出を挙げた。 核心商品戦略は△コネクティビティサービス △自動運転技術 △パフォーマンス(性能) △デザインなどが提示された。

このため、起亜は2029年までの今後5年間、計42兆ウォンを投資する。 従来の5ヵ年(2024~2028年)計画に比べ4兆ウォン増えた。 このうち、未来事業への投資に19兆ウォンを投入する。 詳細には電動化67%、SDV 9%、AAM・ロボティクス8%、エネルギー5%、モビリティ3%、その他7%などを投資する計画だ。

ソン·ホソン社長は“今後も内実を強化し、自動車市場の変化に効果的に対応するために中長期戦略を実行することで、ブランドの発展を続けていく”と述べた。
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