![[写真=コーロンモビリティグループ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/08/20250808152308234817.png)
コーロンが輸入車ディーラーの子会社であるコーロンモビリティグループを完全子会社に転換する。 持株会社の体系を整備し、急変する自動車流通市場に合わせて事業再編と迅速な意思決定を可能にするための措置だ。
コーロンは7日、取締役会を開き、コーロンモビリティグループとの包括的な株式交換を通じ、該当会社を完全子会社に転換することを決めたと明らかにした。
両社間の株式交換比率は普通株1:0.0611643、優先株1:0.1808249で、資本市場と金融投資業に関する法律によって算定された。 株式交換は(株)コーロンの新株発行を通じて行われる。
今回の決定で、コーロンモビリティグループは(株)コーロンの100%子会社になり、今後の手続きを経て、非上場会社に転換される。 これにより、意思決定構造を単純化し、業界の変化に柔軟に対応できる体系を構築するものと期待される。
コーロンモビリティグループはBMW、アウディ、ボルボ、ロータスなど様々な輸入車ブランドを取り扱っており、最近、JEEPのディーラー事業を整理し、事業ポートフォリオの再整備に乗り出している。 今後は新車販売中心のディーラー事業を超え、新事業と独自ブランドの拡大も推進する計画だ。
(株)コーロンは現在、コーロンモビリティグループの筆頭株主として、今回の完全子会社転換過程で投資家保護のために公開買収も並行することにした。 株式交換は今後、公開買付けやコーロンモビリティグループの株主総会などの手続きを経て終わる予定だ。
コーロングループ関係者は“完全子会社転換を通じて経営効率性を高め、事業構造再編に速度を上げることができるだろう”とし、“業界最高水準の競争力確保のための先制的対応を継続する”と明らかにした。
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