![[写真=サムスンSDI]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/01/20250401101521905706.png)
サムスンSDIが韓国バッテリー業者の中で初めて次世代円筒型バッテリー「46パイ(直径46mm)」量産に本格着手した。
サムスンSDIは最近、ベトナム法人で4695(直径46mm・高さ95mm)バッテリーモジュールの出荷式を行ったと31日、明らかにした。 天安(チョンアン)事業場で生産されたセルをベトナムでモジュールに組み立てた後、マイクロモビリティ用として海外の顧客会社に納品する計画だ。
今回の量産は当初の計画より1年以上繰り上げて行われたもので、製品技術力と製造競争力、品質力量を土台にした早期商用化事例と評価される。
サムスンSDIの46パイバッテリーは、高容量のハイニッケルニッケル・コバルト・アルミニウム(NCA)陽極材と独自開発したSCN陰極材を適用し、エネルギー密度と寿命を高め、スウェリング現象を抑制したという会社側の説明だ。
また「タブレス」(Tabless)構造を適用して電極の末端に多数のタブを配置、電流の流れ経路を広げた。 これにより、内部抵抗を約90%減らし、出力性能を強化した。
46パイバッテリーは既存の21700規格対比エネルギー容量が6倍以上高く、同じ容量を具現するために必要なセル数を減らすことができる。 効率性と空間活用度の面で、電気自動車や高出力アプリケーションに適している。
サムスンSDIは「インターバッテリー2025」で、4680、4695、46100、46120など、様々な46パイ製品群を公開し、第1四半期内の量産を予告していた。 また、電気自動車メーカー(OEM)とも関連プロジェクトを活発に進めている。
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